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初夏に聴いた 昭和平成バブル期の夏ソング Part.2

こんにちは、Hideです🎶

この記事は、前回に引き続き2023年6月9日に投稿したものをリライトして、初夏に聴いた夏歌をお送りします。

杜の都も日中は夏日でもう夏の日差しが降り注いでいます。

今回は昭和の後期から平成初期80年代後半にヒットした夏歌を紹介していきます。


め組のひと / ラッツ&スター

1983年4月1日リリース

シャネルズ時代から通算10枚目のシングル

作詞:麻生麗二 作曲:井上大輔  発売当初60万枚を超える大ヒット

オリコン週間最高順位:1位 登場回数24回 ’83年度年間順位:10位

TBSザ・ベストテン 最高順位:1位 ’83年間5位

第25回日本レコード大賞金賞

資生堂の’83夏のキャンペーンソングに起用された

当初は、作曲とプロデユースを大瀧詠一に依頼したが、当時大瀧はニューアルバム「EACH TIME」の制作中であることから断られ、シャネルズ時代からの井上大輔に作曲を依頼した。

シャネルズとしてデビュー依頼、オールディーズのドゥーワップ風ではなく、当時イギリスで流行していたファンクとラテン音楽を融合させたダンスミュージック”ファンカラティーナ”を取り入れた。

歌詞の『めっ!」という箇所で、目の脇で指をVの字を横にする振り付けが、観ていたファンの間でも流行した。

私もこの曲がディスコで流れると、このポーズをしましたね( ◠‿◠ )

この曲から、グループ名を”シャネルズ”から”ラッツ&スター”に変更して、曲も大ヒットして、未だに色々なアーティストからもカバーされる、彼らの代表曲で夏の定番ソングになった。

当時、高校卒業して就職したばかりで、車の運転免許も取得してカーオーディオでよく聴いていた曲です🎵

サザン・ウインド / 中森明菜

1984年4月11日リリース 明菜8枚目のシングル

作詞:来生えつこ 作曲:玉置浩二

オリコン週間最高順位:1位 ’83年度年間順位:10位

TBSザ・ベストテン 最高順位:1位 ’84年間14位

第17回日本有線大賞 上期大賞受賞

若い男女のリゾート地での戯れを、来生&玉置コンビの作家人の描写が見事に明菜らしさを表現している曲だ。

明菜の表現力は他のアイドルとは一線を画している。

夏のイメージにあった軽快なリズムが乾いた南風を感じる曲だ。

君たちキウィ・パパイヤ・マンゴーだね。 / 中原めいこ 

1984年4月5日リリース 6枚目のシングル

作詞作曲:中原めいこ 

オリコン週間最高順位:8位 年間順位:50位

TBSザ・ベストテン 最高順位:6位 年間順位:51位

’84カネボウ夏の化粧品キャンペーンソング

曲のタイトルは広告代理店から指定されたものである。

中原はこれを”太陽の日差しを浴びて色とりどりに輝く女性をイメージしたもの”と捉えこの曲を作った。

得意のトロピカルなラテンテイストのポップソングに仕上がった。

本曲は各媒体で繰り返し流され、突飛なタイトルとノリの良いリズムが話題を呼んだ。

この曲のヒットで中原めいこの名を世間に広げた代表曲である。

売上枚数27万枚。

夏の恋を色鮮やかなフルーツに例える中原めいこの感性は、女性らしく素敵ですよね。

私もこの曲を聴いたのを機に、彼女のベストアルバムを購入して、何度も繰り返し聴きましたね。

ふたりの愛ランド / 石川優子とチャゲ

1984年4月21日リリース <*この曲限りのコラボユニット>

作詞:松井五郎 作曲:チャゲ 

オリコン週間最高順位:3位 1984年度年間順位:16位

TBSザ・ベストテン 最高順位:2位 年間順位:10位

JAL’84沖縄キャンペーンソング

前年「シンデレラサマー」でJAL CMソングを担当した石川のマネージャーとディレクターがチャゲとのコラボを提案しユニットが決定した。

作曲を担当したチャゲは、当初チャゲ&飛鳥のとは違う曲調でシャレで作成、男女のデュエットを想定していなかった為、その後のキー合わせに苦心した。

元々声域が高いチャゲと正統派女性シンガーソングライター石川優子のデュエットだったので、私は聴いていてすごく二人の声が夏の雰囲気に合っているなぁ〜と感じていました。

私も、少しぽっちゃりして可愛い笑顔の石川優子さんのファンでした。

もうめちゃタイプでしたね( ◠‿◠ )

ヒットしたこともあり歌番組に頻繁に出演していて、美人の石川とチャゲの凸凹コンビが、観ていて楽しさを感じさせられましたね。

私もカラオケで、近くにいた女性に無理やり頼んで、歌っていましたね(笑)

ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 杉山清貴&オメガトライブ

1985年3月6日リリース 5枚目のシングル

作詞:康珍化 作曲:林哲司 

オリコン週間最高順位:5位 1985年度年間15位

TBSザ・ベストテン 最高順位1位 1985上半期3位 年間2位

日本航空「JAL PACK’85」CMソング

杉山&オメトラの最大のヒット曲で37万枚を売り上げた

関係者から「Only You 君にささやく ふたりの夏物語〜」という一節だけがキャッチコピーとして渡され、詩や曲、レコーディングまで3日間の突貫工事で制作された曲が大ヒットとなり彼らの代表曲として幅広い層から指示を得た。

これもシングルレコードを購入して、よく車のカーコンポで聴いていましたね。

夏を迎えるには最高にゴキゲンな曲でしたね。

SUMMER DREAM  / TUBE

1987年4月10日リリース 5作目のシングル

作詞:亜蘭知子 作曲:織田哲郎

オリコン週間最高順位:3位 

TBSザ・ベストテン 最高順位:1位 1987上半期5位 年間8位

昭和の夏ソングといえばやはりTUBEですね。

私達世代には、文句なしの夏の定番曲です。

私が二十歳の時にデビューしたバンドですが、夏🟰TUBEで、冬の女王🟰広瀬香美が当時の季節の定番でした。

TUBEのボーカル前田亘輝は私と同年代で、吉川晃司や尾崎豊と同じ年齢。

声量あるダイナミックな歌い方は、夏の暑さにピッタリでしたね。

このバンドの曲も、私の”渚のカセット”にチョイスされていて、ドライブには必須アイテムでしたよ。

Return to Myself 〜しない、しない、ナツ。 / 浜田麻里

1989年4月19日リリース 9枚目のシングル

作詞:浜田麻里 作曲:大槻啓之

オリコン週間最高順位:1位 1989年度年間15位

TBSザ・ベストテン 最高順位:3位 ’87 年間17位

'89カネボウ化粧品夏のキャンペーンソング

「しない、しない、ナツ」はキャッチコピーの「化粧なおし、しない、しない、ナツ」から引用されており、シングル盤のみ表記。

1989年1月9日から年号が昭和から平成に変わった。

ヘビメタの女王と言われていた浜田の初のチャートインして、世間に認知された。

私もヘビメタの女王浜田麻里という名は知っていたが、この曲まで真面目に聴いたことはなかったが、思ったよりPOPで声も女性らしい可愛い声だと感じた。

繊細な声質でキャッチーなメロディとノリノ良い軽快なリズムが印象的な曲だった。

*シンセサイザーとエフェクト全開のギターサウンドで音に広がりを持たせ、リバーブの効いたドラムがなんとも80年代サウンドだ。

時代はバブル期で平成の女性像は、派手なファッションと化粧だった。

美人の浜田もバブルを象徴するスリムでソバージュヘアの格好良い女性という印象でしたね。

リゾ・ラバ -Resort Lovers- / 爆風スランプ

1989年7月19日リリース 14枚目のシングル

作詞:サンプラザ中野 作曲:Newファンキー末吉 

オリコン週間最高順位:4位 

TBSザ・ベストテン 最高順位:3位 ’89 年間20位

この曲リリースの前年「Runner」で初のチャートインを果たし、この「リゾラバ」もヒット。

この曲の次に発表された「大きな玉ねぎの下で 〜はるかなる想い」もヒットしている。

夏と冬のリゾート地での恋に、浮かれたワンナイトラブにすっかり騙された男の歌で、サビの部分で曲調と変化し、女性のその場限りの言葉は嘘だ!という歌詞は聴いていて笑える。

私も山形の夏フェスで生で観ているが、素直な歌詞とコミカルな雰囲気が面白いと感じさせるバンドだった。

バブル期の浮かれた様子が垣間見れる曲でしたね。

バブル期の肩パッド入りのファッション 女性はボディコンシャスで男性はWのソフトスーツがトレンドだった

今回も”迎夏ソングということで、2回に渡りお送りしましたが〜

昭和の春ソングとして以前紹介した時は、女性シンガーの化粧品のキャンペーンソングが多かったですが、夏となると少し変わってきて、航空会社等リゾート系企業のCM曲が少し増えていますね。

夏は、春にも増して若者の気持ちが熱くなるシーズンですから、より激しく燃える楽曲が多くなりますよね。

お楽しみいただけましたでしょうか?

いつも読んでいただきありがとうございます。

それでは、また〜🖐️


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