197.矛盾と戦う。プロがする仕事の価値とは。
おはようございます。
本日は、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井さんの本を読んでます。
以下の本ですね。
そこで、
経営とは矛盾との戦いである、
ということが語られていました。
お客様に本当に喜んでいただこうと思うと、品質を上げながら、コストを下げて、価格を維持あるいはさらに安く提供する必要が出てきます。
品質を上げながらコストを下げるのですから、明らかに矛盾です。
「できない」と思うのが、人間です。
しかし、「できない」と言って諦めるのだったら、これは素人です。
そんなことだったら、一般の人にだって言えますし、できます。
我々はプロです。
プロが素人と同じだとしたら、お給料をもらう価値、存在価値はどこにあるというのでしょうか。
一流のプロのホテルマンは、決して「できない」というところから会話を始めないそうです。
「わかりました、やってみましょう」。
そう言ってから、お客様のご相談を解決できる方法をあれこれ工夫してやってのけるそうです。
プロの仕事の仕方というのは、こうあるべきだと思います。
矛盾と戦って、何とか解決策を見出す。そこにプロとしての付加価値が生まれるのであって、そこからお客様の笑顔が生まれるのです。
お客様の笑顔のないところに儲けはありません。
矛盾が大きければ大きいほど、それを解決した時のお客様の笑顔、ひいては商売としての儲けも大きくなります。
ユニクロのフリースやヒートテック、あるいはGUの990円ジーンズなどはその典型かと思います。
僕もプロの仕事をしていきます。
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