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【2022年度版】ピラティススタジオ店舗数ランキング

こんにちは。
渋谷、大宮でパーソナルトレーニングジム「Sharez」を3店舗運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
フィットネス業界の情報を調べたり、まとめたりする変な趣味があるので、日々いろんなものにアンテナを張っています。
今回は、2022年度版のピラティス業界について、スタジオの店舗数の多い順にまとめてみます。
売上は公開していないブランドが多いので、店舗数を基準に考えてみます。店舗数の規模感は把握が難しい部分もあるので、一旦こちらに関しては加味しないものとします。
ピラティス業界の全体像を把握する為に役立つ記事になればなと思います。

1.ピラティス業界とは?

まず、日本におけるピラティスの業界について説明していきます。
ピラティス自体は、1900年代前半に、ジョセフピラティス氏が考案したもので、そもそもはリハビリ的なものとしてスタートしたエクササイズです。そこからフィットネス要素をミックスして一般に普及し、近年は徐々にピラティスに取り組む人が増えています。
日本には2000年代になって入ってきた印象です。現在はどんどんブランドも増え、スタジオの店舗数も増えてきています。また、2010年代後半以降くらいから、マットピラティス中心だったものから、マシンピラティスのスタジオも増えてきました。

2.ピラティス業界の現状

最大手の「zen」は、2020年以降のコロナ禍でも店舗数を増やしており、業界ダントツな状態ですが、2018年に日本に上陸した「CLUB PILATES JAPAN(クラブピラティスジャパン)」も昨年から比較すると、一気に店舗数を増やしています。この2社が勢いがある印象です。
また、全体としてはマシンピラティスのサービスを提供するスタジオが増えてきている印象です。

3.【2022年度版】ピラティススタジオ店舗数ランキング

昨年調査時の数値と比較しながら、店舗数を基準にピラティススタジオのブランドを紹介していきます。

■zen(ゼン、BASI)

zenはピラティス業界ダントツのブランドと言えます。
2023年4月現在、96店舗あり、昨年調査時と比較して、13店舗増加している状況です。特に関東、都心部で増えています。
2020年、2021年よりも、コロナの状況が少し緩和した部分もあるかもしれませんが、順調に店舗数を増やしている印象です。

■CLUB PILATES JAPAN(クラブピラティスジャパン)

2023年4月現在、22店舗あり、昨年調査時と比べて、19店舗増加している状況です。
2018年に日本に上陸し、FCで2021年、2022年に一気に店舗数が増えています。全体としては、zenがダントツですが、勢いという点では、最も注目なのがこちらの「CLUB PILATES JAPAN」で、店舗数では業界で2番手となっています。

■pilates K(ピラティスケー)

 2023年4月現在、14店舗あり、昨年調査時と比べて、7店舗増加している状況です。
zen同様、都心部(関東エリア)で新規出店しており、「30歳からのボディメイク」という大人向けのコンセプトがウケているようです。
ヨガ大手の「loIve」を展開するライフクリエイト社が運営しています。

■Lien(リアン)

2023年4月現在、9店舗あり、昨年調査時と比較して、4店舗減少しています。
2021年度版では店舗数に変化はなかったのですが、今回は減っており、zenの様子を見ると、都心部では客足も戻っており、九州エリアではまだ戻っていないのかもしれません。

■B&B(ビーアンドビー)

2023年4月現在、9店舗あり、昨年同時期と比較して、店舗数には変化ありません。

■SOU+(ソウプラス)

現在、6店舗あり、昨年同時期と比較して、1店舗減少している状況です。
シルクサスペンションのレッスンを売りにしているのが特徴です。

■BDCピラティス(ビーディーシーピラティス)

現在、6店舗あり、昨年同時期と比べて、1店舗増加しています。
都心部中心に展開しており、既に出店していた銀座でさらに新店舗を出店しています。

■shapeピラティス(シェイプピラティス)

現在、4店舗あり、昨年同時期と比べて、1店舗増加しています。
長崎県のみで出店しており、既に出店していた諫早エリアでさらに新店舗を出店しています。都心部ではコロナ禍でも店舗数が増えているブランドはありますが、地方エリアで店舗数が増えているのは珍しく、そのエリアのニーズにしっかり応えていると感じます。

■peakピラティス

現在、2店舗あり、昨年同時期と比べて、店舗数には変化ありません。

■arancia(アランチャ)

現在、2店舗あり、昨年同時期と比べて、店舗数には変化ありません。

4.まとめ

主に都心部ではコロナの影響が緩和したからか、店舗数が増えているブランドもあります。一方で全国的に見ると、店舗数が減っている、変化していないブランドもあり、総店舗数としては大きな変化はない様子です。
業界内では、zen(ゼン)、CLUB PILATES JAPAN(クラブピラティスジャパン)、pilates K(ピラティスケー)のトップ3社の勢いが加速しているので注目しています。

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