【もう終わりにしませんか?人のキャリアをKPIで数える間違った形の人材紹介業を】
FLUXの今野です。突然ですが、人材紹介業に携わる皆様に聞きたいことがあります。
あなたの大切な人のキャリア選択はKPIの一部で良いのでしょうか?
答えはNOだと信じています。
では皆様の現在所属している企業の上層部のメッセージはどうでしょうか?
【売り上げを伸ばせ】【営業なら数字を追え】【KPIを必達させろ】
この姿勢ですが、誰かの大切な人のキャリアの選択を担う人材紹介のプロとして正しいメッセージでしょうか?
このメッセージを発する方々の家族にも同じことを言えるのでしょうか?
なぜ自分の家族にはしない仕打ちを、人の家族にはお金のために平気でするのでしょうか?
【いつからか現場を知らなくなった上層部】
通常の人材紹介組織は、上に行けば行くほど、表舞台にでなくなり、フロントに立たなくなる。最後にあなたの上司がメンバークラスと共に営業に出たのはいつでしょうか?
上がそれだと、現場との乖離は面白いように広がります。その広がりを埋めるために上はグラフを見ながら『人をよべ』『推薦数を上げろ』と全社や、チームに対して言うようになります。
ぜひ聞いてみてください。
最後にその方が成約をした日付を。きっとその頃はiPhoneでいうところの10~11くらいのはずです。
スカウトの仕方や、向き合い方や、ニーズなど日々人事の方も新しい手法を取り入れており、きっとその上司のいうことは古くてもう通用しません。
よく『どうやってFLUXの人材事業部はそこまで結果が出ているのか?』と聞かれます。答えは簡単です。
全てのマネージャー、ディレクター、マネージングディレクターがアソシエイトと同じ仕事を横でし続けています。使う言葉、悩み、すべてが組織の中で同じであり、同じ目標を追いかけています。
そして何より全員人材紹介が大好きで、誇りをもっております。
(*最近人材紹介の参入障壁が低いと勘違いして、経験や、信念がない中で人材紹介を始める方々は論外です。)
【とにかく人を連れてこい!が招いた悲惨な現状】
では『人を呼べ!』と言われた経験の浅い若手は、抽象的な差しさわりのないスカウト文を何も考えずに転職媒体で打ちまくります。
それが招いた結果は皆さんも予想がつくと思いますが、転職媒体のユーザーエクスピリエンスの悪化です。
笑えないほどにひどいスカウト文や、何も考えないエージェントがあふれかえっています。
これは100%人材紹介業者が招いた結果です。
人材紹介会社の参入障壁が低すぎること、
人材紹介会社の偉い人たちが現場を知らなすぎる事
が原因だと思っております。
(もちろんそうではないブティック型の会社も多くあります)
【とにかく推薦数を上げろ!が招いた最悪の結果】
次に『推薦数を上げろ!』と言われた経験の浅い若手は、以下のように動きます。
【求人票の良いところをPickUpして良い部分を伝える】
‐OO社はグローバルでオープンです
‐OO社は残業が少なく、ホワイトです
‐OO社は給与が上がります
-OO社は裁量が大きいです。
皆様はお分かりだと思いますが、Mid〜Highレイヤーの即戦力採用においては、必ず何かしらの課題があり採用が走ります。
ですので本来求人の紹介はネガティブな“不”の解決依頼となるはずです。
上記のようなスカウトや訴求は何の役にも立ちません。
しかしながら推薦数を追いかけた若手営業マンは、とにかく応募意思を取り、企業に推薦をし続けます。書類を渡したら最後、応募意思も得ていないのに推薦をするケースまで散見されます。
また推薦を受ける人事の方々の気持ちは考えているのでしょうか?何十名も間違った訴求をされた、の志向性もスキルもあっていない方の書類選考をすることで1日が終わります。
これも人材業の裏側の暴露になりますが、10推薦をして3〜4面接組めれば良い方となります。できればいいのですが、まず若手は必達で推薦数を出せと言われます。量質転換だと。
【医者か、人材紹介か。人材紹介が負う人の人生への責任】
この【量質転換】の量に激しく違和感を感じます。人を若手の育成のために量で数えているのにぞっとします。
とりあえず失敗は当たり前だからガンガン外科手術しよう!とお医者様は言うでしょうか?
人の人生の中での【睡眠】【生活】【仕事】全て8時間ずつです。その33%の責任をになう、人材紹介業の人間の言葉とは思えません。
睡眠で問題があれば、お医者様に
生活に支障があれば、お医者様に
仕事で問題があれば、人材紹介コンサルタントに
この責任を自覚しているエージェントは少なく、また本来プロでしかできない仕事を未経験や、経験の浅い人間で固めています。
【もう終わりにしませんか?ふざけた人材紹介業を】
破竹の勢いで背長を続けているFLUXのHR Solutionでは毎Qごとに全員で集まり、各々が大切にしている想い、チームが大切にしている想い、FLUXが大切にしている想いを徹底的に話し合っております。
各々が人材への熱い想いを語る中、やはり共通して見えてきたのは、人材業界を極めているコンサルの言葉からは、『KPI~』『営業として~』などといった言葉は出ずに、クライアントのため、求職者のためを思う言葉が多く出てきます。
【どのようにしたらより良いサービスになるのか?】
FLUXのHR Solutionには他社でManaging Director/取締役を経験したメンバーが4名(30名中)おり、それぞれがプレイヤーとして活躍をしております。
それぞれが安定した立場を捨て、人材業界を変えるために集まってくれています。
人材紹介業の社会的地位をお医者様と同じところまで。
本当にかっこいいと思うのは、FLUXのメンバーは立場が上に行けば行くほど、候補者の方々と話しており、またクライアント企業と対面で話しております。
名刺の発注数が立場に比例して増えていくのがごく自然になっている弊社ですが、これがどれだけ珍しい事なのか、少し考えてみてください。
【正しい人材紹介をもう一度】
FLUXのHR SolutionではProfessional X テクノロジーを駆使して、日本一の両面型人材紹介組織を目指しております。
明確な一人当たりの年間売り上げ目標と明確な人数を掲げ誰もが憧れる人材紹介組織を作り上げます。
両面型人材紹介で憧れる会社名はすぐに言えますか?
【FLUX HR Solution】の名前が皆様のあこがれになるまで私たちは誰よりも企業様のため、求職者様のためにProfessionalとして向き合い続けます。
賛同してくれる方のご応募ぜひお待ちしております。
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