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僕は待つ (140文字小説)

 改札口から人が流れてくる。

 たくさんいる。

 顔馴染みもいる。

 知る人は手を振ってくれる。

 今日も駄目なのかな。

 僕は項垂れ、踵を返し家に戻る。

 ご飯を食べて、床についた。

「ハチ。もう先生はいねえんだよ…」

 彼はなんと言っているのだろう。

 人の言葉がわかればと、僕はいつも思う。

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