写真日記(2020年9月13日)

京都と奈良の府県境に位置する浄瑠璃寺と、当尾の石仏巡りに行ってきました。現地では早朝に雨が降ったようですが、到着した時にはすでに止んでいました。

浄瑠璃寺へ続く歩道。写真では3匹だけですが、10匹近いcatsがお出迎え!近づいても全く逃げもしないので、誰かが餌をやっているのでしょう。

catsに続いて今度は毛虫くんがお出迎え。がっつり葉っぱ喰ったぜ!って感じ。鮮やかな黄色と黒の模様がクールですね。

入場口近くでお仕事中?の番猫。にゃんともきゃわいい奴め。

本堂の裏手。中は撮影禁止ですが、九体の阿弥陀仏が安置されており、光に満ちた厳かな雰囲気に心を奪われました。

芙蓉の花。朝露に洗われて、とっても良い顔。恥じらうようなしとやかさが魅力です。

白いやつもいました。実はこの花びらは、遠い空の彼方の星に住むお仲間たちと交信するためのアンテナなのかも知れませんね。

紫の雫。この時季の、この雨上がりのタイミングでここを訪れることができたことは僥倖というしかありません。

当尾の石仏群の中でも、最も親しまれている石仏のひとつ「わらい仏」。今から700年近く前に造られたとは思えないほど、表情豊かに微笑みかけてきて下さいました。

何とも不思議な歌ですね。皆さんはどういう意味だと思いますか?解釈は様々だと思いますが、私には、これは「大無量寿経」に説かれている第十八願が成就した世界を詠ったものとしか思えません。人間誰しも父と母の縁を得て、この世という舞台に生を受けます。しかし、この世で経験するあらゆること、出逢う人々、そしてこの体と心自体も実体はなく、あくまで仮の姿でしかない。この世で生きているうちに、はっきりと阿弥陀如来の救いに出会わせていただき、揚々と浄土へ往生してゆく。そんな壮大なストーリーが描かれた歌なのではないでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。暑かった夏もそろそろ終わりますね。季節の変わり目ですので、皆様も体調など崩されませんよう、お気をつけてお過ごしください。それではまたお会いしましょう。

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