「イチケイのカラス」を観て、目先と将来の利益を考えた。
『イチケイのカラス』を観てきました。
ドラマは観ていませんでしたが、映画の予告が気になっていました。
公開直前スペシャルを観て、更に気になったので行ってきました。
「目先の利益と将来の利益」をテーマにお話します。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください。
『イチケイのカラス』の概要
感想
笑いあり、感動ありで楽しかったです。
この作品で、人それぞれ守りたいものがあって、それに執着しすぎると大きなものを失う場合があると考えさせられました。
弁護士、住民、企業のそれぞれが「守りたいもの」を背負って裁判が繰り広げられました。
弁護士は、真実を明らかにして弁護人を守りたい。
弁護人は、家族を守りたい。
住民は、日々の生活を守りたい。
企業は、利益と従業員を守りたい。
複雑なのは、住民の多くは企業の従業員であること。
すなわち、企業の守りたいものは、従業員≒住民の生活と街の経済とわかる。
何の裁判なのか。
企業が汚染物質を出して、健康被害を起こした人が船の衝突事故を起こす。
その汚染物質を隠蔽するために、住民と企業が協力していた。
街、住民、企業の関係を整理します。
汚染物質が住民の健康被害を出していたこと。
汚染物質を積んだ船の乗組員が、健康被害で事故を起こしたことで、注目度が高くなった。
企業と住民は日々の生活を守っていたつもりが、自分たちの健康を害するリスクを増大させていた。
診療所の医師は街のために目をつむっていた。
目先の利益を取るか、将来の利益を取るか、ですね。
日々の生活か、健康か。
弁護士は事実を明らかにするために奔走して、この事実にたどり着いてしまた。
住民には、「あなたがこの街に来なければよかった」とまで言われていた。信じた道の先にあったものが、必ずしも大勢の喜びではない現実がありました。
一部の住民があるべき姿に向かおうとしても、大きな力には敵わないシーンもあった。
フィクションでも他人事とは思えない内容でした。
まとめ
『イチケイのカラス』を観て、みんな守りたいものがあると直感的に感じたことをきっかけに思考が広がりました。
守りたいものは目先の利益か、将来の利益か。
見方を変えると、目先の損失を選択して将来の利益を獲得する。
人間は損失を避けたいって、どこかで聞いたことがあります。
「誰のため」に守りたいのかも、重要なのかなと感じました。
子どもがいたいら、将来の利益も意識したかもしれない。
貴重な時間を使って、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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