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ブラック企業vsクズ

最近私が勤めている企業はブラック企業である。

検索画面に企業名を入力するとサジェストにブラックと出てる。有給は自由に使えない。

ブラック企業の鑑である。

だかしかし!幸いなことに私はクズだ。

パワハラだかセクハラだかブラック企業だか知らないけど、

こちとらクズを30年させて貰ってるわけである。


ブラック企業ごときがこの自己顕示欲おばけゴミクズの私に何が出来ると言うだろうか。

そう、最近晴れてそのブラック企業を辞める私ことクズの戦いをここに書き認めよう。


第一章

みんな残業当たり前だよオーラvs定時ウーマン私


まず私は非正規雇用のパート勤務である。理由はそんなに働きたく無いからだ。

福利厚生がなくとも低賃金であっても決まった時間以上は働かないその魅力は私にはとても大きい。

だがここはブラック企業。

もちろん忙しい時期はパート勤務の者も残業しており業務の割当も残業前提の量があてがわれた。

周りの人はみんないい人だが上の人が現場を理解していないのであろう。

だらだら先延ばしにならない様にとあえて期限を早めたと言うのだ。

その為みんな残業しないと間に合わない羽目になった。

キビキビ毎日動いても間に合わない期限を設定するなんてさすが現場を知らないブラック!

みんな期限内に終わらせようと文句を言いながらも頑張って夜遅くまで作業している。

なぜ頑張る?その先に何がある?私はクズだからわからない。

会社が設定した期限はあくまで目標であり契約時間内では頑張るが、本来の期限に間に合えばいいので定時で私は帰ってみた。

そうすると上司からお叱りメールが来る「頼んだ作業を進めてください」と

私は返信する

「その期限設定は守れません延長してください。福利厚生がない代わりに時間内に終われるのがパートのメリットであると私は思ってます。少しの残業は分かりますが、明らかに残業する事が前提の仕事量にされているのが不満ですし逆にやる気が削がれました。」と

正社員と同じ日数出るのに給料も福利厚生もパート形態なまま残業なんか私がするわけないだろ!!とオブラートに伝えた。

そしてさらに次の日返信が来る

「ひじきさんの熱い思い伝わりました。勘違いがあるのかもしれませんね今度話し合う機会を設けます。定時で帰って大丈夫です。」

定時帰宅続行を勝ち取った。

なんか、私が面倒な人っぽくなったけど意見が通れば良いのでこれでよし。

もうクズなので嫌われても良いのである。

こんな感じで更にパートなのに副業禁止である。

こうなってくると私はそろそろ動くか、と軽い腰を上げる

さあ転職だ!

退職に踏み込んだ

まずこの企業は退職を希望した際、その相談をするのに順番待ちがあるらしい。退職者続出による対策で辞めるのが難しくなる様になにかと時間を空けるらしい。

上司も辞めたいと言う相談をはぐらかしたり辞めさせない様に相談に乗るふりが上手い。意を決して話しても「少し考えて見てまた次話そう」と言うのである。

流石ブラック企業辞めたい人を引き留め慣れている。

だが、私の戦闘力は転職5回である。

もはや転職プロであってその理由もだいたい大した理由でない。

君に止められるかね?この転職プロが!!

いざ勝負である。

次回!

退職相談を受け慣れている上司vs退職歴5回転職プロ










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