#003 書くこととエンディングノートの親和性
エンディングノートとは、自分の死後の手続きの希望を書いておくノートというイメージを持っていた。
それはそれで正しい。
でも、実際に幾つかのエンディングノートを手に取り実際に内容を見てみると、他にも大きく3つの意味があると感じた。
①自分の過去を振り返り、感謝に気づく
②現在を充実させ、より良く生きる
③もしもの時(死、要介護、認知機能低下)に備える
・そして、死後に必要な事務のこと
過去・現在・未来・死後
この4つの面をよく見て、その一つ一つのキーワードを整理して、考えて、計画する。それがエンディングノートを書く意味だと思った。
私は、かれこれ11〜2年近く、3行日記、5行日記、モーニングジャーナル、感謝日記、読書記録など、なんかしらの記録やジャーナリングをしてきた。
日記、家計簿、ジャーナリング、エッセイ、ブログ、SNSなど、これまで「書く」ことをしたことがある方は多いと思う。
そういう方には、エンディングノートを書くことへのハードルは低いと思う。
今、書いていることに、ほんの少し終わりの視野を入れる親和性。
親和性→「物事を組み合わせたときの相性の良さ」「お互いへの親しみや仲良くすること」「うまく調和する」「よく馴染む」
それで、時間が無尽蔵にある訳ではないと気づける。
そうすると、無意味なこと、心地よくないことに時間を取られている暇はないと分かる。
それがより良く生きることに繋がる。今を充実させ、幸せな日々が積み重なっていく。
エンディングノートを書くことによって得られる一番の醍醐味は、現在過去未来死後のことが明らかになり、整って、今をより良く生きられることにあるなと思った。
今までに全く「書く」ことをしたことがない人もいるだろうか?
そういう方も、是非「書く」ことを始めてみてほしい。
20240223
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?