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#032 終活って実際何をしたらいい?

私が終活に興味を持ったのは、息子の大学進学による一人暮らし開始や、家のリフォーム、持ち物の整理がきっかけだったことはすでに#001 でお伝え済み。

そして、終活思いついたのはいいけど、実際何をやったらいいんだろう?と思ってまず始めたのが、エンディングノートを書いてみることだった。

書こうとしてみたら、全然埋まらないとか、すごく寂しく落ち込んでくるなと、いうこともすでに記事にした。つまり全く捗らない。ぶっちゃけ、実は今でも完成はしていない。

どうしたらいいんだろう?と深堀りしていって、よく分からなくて、結局終活ガイド1級の資格を取ってみた。
そしたら思いがけず、エンディングノート講師の資格を取ることとなり。
ワークショップを開催し。
さらにご縁あって先日、終活ガイドセミナー講師の認定講座にも参加した。

こうして調べたり学んだりしてやっと今、少しは終活ってこう言うもの?ということがわかってきた。いや遅過ぎるだろ。

それで私が思った終活は、3つに分類できた。

①エンディングノートを書きながらいろんなことと向き合い整理する
②物理的な物を整理する
③家族にエンディングノートの存在を伝える

仮に10で配分するなら、①4.5 ②4.5 ③1
(家族に伝えるのハードルが低い人にとっては、配分は0〜0.1でもいい)

私の両親の暮らし方や、持ち物を見ていて、②の物理的な物の整理もまずまず厄介。だから、すでに持ち物がスッキリしている人は、相当なアドバンテージ。

つまり、誤解を恐れずざっくり言うと、持ち物整理してエンディングノート完成させて、家族に伝えたら、終活完了。

そして、エンディングノートは、終活でやっておくと(考えておいて、決めておいて、想定しておいて、伝えておくと)よいことリストだということに辿り着いた。

大事なことなので、もう一度、

「エンディングノートは、終活でやっておくとよいことリスト」

時間かかってもいいので、それぞれの項目にしっかり向き合って答えを出して整理しておけば、飛ぶ鳥後を濁さず。美しい去り際を演出できる。

冒頭の問い「終活って実際何をしたらいい?」に答えるなら、

エンディングノートを完成させて
持ち物を整理し
家族にそのことを伝える(家族がいないならそれを実行できる誰かに正式に委ねる)

で、完璧
という落とし所に今いる。

蛇足ながら、エンディングノートは、定期的に更新することをお勧めしているから、厳密に言えば、生きている間中完成しないとも言える。でも、思いや考えはどんどん変わるから、その余白は必須よね。

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