こどもは素直 私がこわいかおをして電車に座っていたら 絶対となりに座ってくれない ママに座りなさいっていわれても、いや！って答える 人の感情をさっする力が子どもにはある 大人になると失われる不思議な力 うらやましいな
電車を降りたい。すごく降りたい。まじで。 でもここで降りたら会社に間に合わない。 そんなときに、よっ！ひさしぶり！って現れるのが君だよね。腹痛。 私のお腹の内側から四方八方にチクチク刺してくる。ハリネズミのでんぐり返し。 でも私は大人。おしりに力を入れてつり革を握りしめれば我慢できる。 あ！前の座席が空いた！座れる！ 私はダンゴムシのように丸くなり、ひたすら目を閉じる。 最寄り駅到着のファンファーレを聞くのを今か今かと待っている。 20230318 副都心線内
「すし」って素敵な響き まぐろ、サーモン、はまち、えんがわ、いくら、う 色彩豊かな都会の宝石 えんがわってなんで縁側なんだろう おばあちゃんの家みたいな安心感があるからかな 今日のランチは回転ずし屋に行こう おすしやさんは「すし」なのに、回転ずしは「ずし」だよね にごったぐらいが田舎っぽくて気楽でいいか 私にはまだ「すし」は早いね 20230319 副都心線内 寿司が写った車内広告を見て思う
私は今も朝ごはんが苦手だ。昔から起きてすぐ、目覚めていない体の中へ食べ物を入れたくなかった。ヨーグルトやゼリーならともかく、白米とかはきびしい。 ちょうど私が子どものころは、ウイダーinゼリーがはやったときで、お母さんがマスカット味のそれを毎朝飲ませてくれた。だけどそれも本当は嫌だった。ひどい子どもだったね。1つ200円ぐらいの愛情も受け入れなかった。朝練の日とかは気持ち悪くて通学路でもどしたこともある。 社会人の今は何とか食パンと甘いイチゴジャムを詰め込んで電車に乗って
上野公園のスタバで本を読みながらカフェミストを飲んでいた。休みの日、気持ちはとても晴れやかで読書が進んだ。 そんなとき、噴水のフチに腰掛けてキスしているカップルが目に入った。見つけてしまった。私は見てはいけないものほど、ついつい盗み見してしまうタチなのだ。どこにでもいる野次馬がひとり。 彼と彼女はきっと付き合いたての大学生。お揃いのスニーカーを履き、シミラールックで世に幸せを訴えている。相手のことしか眼中になく無言で口と口を擦りつけ、舐め合っている。 あ、そんなことしち
