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長崎と山梨の農業人材交流!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「長崎」と「山梨」で、外国人人材による農業交流が始まりました。
スクラムヒューマンパワーのスタッフに、長崎県出身の方がいます。
彼はインドネシアに3年間滞在し、ビジネスを展開しました。
インドネシア語と文化に精通し、現地の方々と深い絆を築きました。
帰国後は、インドネシアと日本の懸け橋として
主に「特定技能」の在留資格をもつインドネシア人材を
企業に紹介しています。

昨年12月、冬至の日に将来のビジネスについて語り合い、
年明けすぐから外国人採用・サポートの事業を展開しはじめました。
彼が今年4月に、インドネシアから長崎へと連れてきた
農業人材をメインに、フィリピン、カンボジアなどから
20名を超える外国人人材が山梨に集まっています。

外国人人材の方達は、人手不足という課題を抱える
長崎のジャガイモ農家さんで大活躍し、山梨へやってきました。
7~9月まで大繁忙期となる、山梨の桃、ぶどう農家さんで働いてくれます。加納岩共選所では、すでに桃の出荷作業で大活躍しています。

かつてオランダ船により、ジャカルタからもたらされた
長崎のジャガイモは、春と秋~冬の年に2回、繁忙期があります。
しかし、春の終わりからは仕事は減り、
6月末にはすべて終了してしまいます。
一方で、桃やぶどう、世界的にも有名な
シャインマスカットの産地である山梨では、
夏場が繫忙期となるため、農業人材は重宝されるんです。

私たちが今後の農業課題に目を向け、解決先として考えたことが
長崎から山梨への人材の移動です。
農家さんは繁忙期だけ人材を確保することが可能になり、
外国人人材は通年で安定した収入を得られるようになります。
耕作放棄地の全国ワースト1位の長崎県と、
ワースト2位の山梨県がスクラムを組み、
この社会問題に取り組んでいきます。

長崎と山梨…「無さそうで実は有った」 と言う繋がりになると同時に、
日本の農業の盛り上がりに貢献できることを願います。

実際に山梨での受け入れには、住居や移動、地域性の問題も山積みでした。
また、山梨県の夏の暑さもあります。
最大限のサポートを行い、働く人が
「山梨で仕事ができて良かった、楽しかった」と
思ってくれるよう努めます。
外国人人材の方達は皆、富士山に感動してくれます。
富士山の景観は、万国共通ですね!


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