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「真に生きる」

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

私は今、生きています。
命続く限り、誰かのために役に立ちたいと考えています。

以前は、もう先へは進めないと、
無気力なまま病院の窓から外を眺めていました。
3度の入院を経て、家に戻っても家族と
目を合わせることすらできませんでした。
虚しさ、悲しさ、無力感に包まれ、障碍者手帳が交付されました。
社会に戻りたいと、友人の温泉旅館でアルバイトをさせてもらい、
少しずつ少しずつ、普段の生活を取り戻していきました。
働いていることを実感できるようになるまで、だいぶかかったと思います。

そこから2年、新聞配達を再開しました。
また、行政書士のアルバイトや、温泉施設を3つ掛け持ちしましたが、
サラリーマン時代の収入にはほど遠いものでした。

2019年、ラグビーワールドカップが日本で開催されました。

健康であれば、スタジアムで観戦していたことでしょう。
しかし私はアルバイトをしながら、
日本vsアイルランド戦をテレビ観戦していました。
普段ならラグビーなど関心のないお客様たちも、
日本代表の活躍を食い入るように見て、応援していました。
日本国家が流れ、日本代表選手の中には
涙を流しながら歌う選手もいました。
それも、日本人ではなく、外国人選手です。

仕事をしながら、私は汗を拭くふりでそっと涙を拭きました。
仕事中です。涙を流している場合ではありません。
「すみません、浴室の確認に行きます!」と、
食堂から逃げ出し、1階のトイレで涙の痕をぬぐいます。
前半終了間際、日本代表は凄まじい力で
アイルランドのスクラムを粉砕しました。私の身体に激震が走ります。
日本代表はこの勝利によって、勢いに乗ります。
スコットランドも破り、決勝トーナメントへ進出しました。

日本開催のワールドカップが終わり、
ラグビーとの出会いに再び感謝しました。
ラグビースピリットに火が点きます。
直接ラグビーには関われないかもしれませんが、
ラグビーで経験したこと、学んだことを
再び社会に役立てたいと強く思いました。

そして選んだ選択は、異文化を受け入れ、
グローバル人材が活躍できるフィールドを創ることでした。
世界中で安心して働ける環境を創りたい!
日本代表には多くの外国人選手がいました。
「Oneteam」が流行語になるほど、素晴らしいチームでした。
お互いをリスペクトできるような関係性を持った、
そんなチームで仕事がしたいと感じました。
そんな仕事ができる環境を創ろうと、
また人材のフィールドにフィロソフィーを持ってカムバックしました。

今は、これまでにないような大転換期です。
毎日悲しいニュースがメディアから流れ、
生きる目的さえ見失ってしまうような世の中です。
誰もが「企業家」として生きていくことが求められています。

従来のように出社することもできない状態もまだ続いています。
気分が晴れない、心理的な不安の中で、
すべてを手放し、祓い、過去を清算します。
今だからこそ、「起業家マインド」を持って働くことが求められています。

変化を恐れず、少しの勇気を持ち、
「絶対に死なないためにどうすればいいのか」を考えてください。
私はラグビー日本代表の姿に感動し、ZEROから再スタートできました。
自信をもって、諦めなければ必ずチャンスをつかむことができます
自分の可能性を信じて、誰かの為に、誠心誠意、真に生きましょう。


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