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料理のコツ

本当に便利な方法

私の母は私の事を長男として働かせなくてはいけないと
常々思っていました。
だから「男子厨房に入らず」ではなく、「長女でも仕事一筋に!」
私は、結婚する一年前まで、いっさい台所に入らせてもらえなかったのです。
本当はお菓子を作ったり、編み物をしたり・・が好きな私。
母の思いは非常に、私には重かったのです。

結婚も許さない程の勢いの母親に、私は自分から見合いで結婚すると宣言し、
そして、なんとかその計画は成功したのですが、いざ主婦の当たり前の家事に
直面すると、はて何をどうすれば料理というものはできるのか?本当に謎だらけのはじめの一歩でした。

現実、味だけはうるさい、我が家系は舌自慢の祖父母を始め、米屋の息子であった父は、米にはうるさく、ファミレスなど大嫌い。1度父を誘ってみたのですが、
「何もかもまずい!」と激怒されました。
父は寿司、豚カツ、天ぷら、味噌汁、美味い米以外は食べなかった。

祖父も仕事を始める前に、近くの海の海人さんを家に呼び寄せ、
生きた魚をその場で刺身にさせ、さっきまで歩いていたカニなども食べ、
その後工場にて仕事開始。と言った生活をしていました。

したがって私も味に対する、微妙な感覚は持っていました。
しかし、結婚をしてすぐに子どもを授かった私は、仕事も持っていたので、
最初は大変でした。大した料理も出来ない私は、
幸運なこと(?)に県道ふちに住んでいて、何軒もあるファミレスや飲食店に
通う事が、普通の生活になっていました。その後食生活は重要と考える私は、
少しづつ仕事を減らして、子供の成長と共に、パンやケーキの作り方を
勉強していく事にしました。
子供の誕生日や、ハロウイン、クリスマス、その他行事などでいろいろな
レシピに少しづつですが挑戦して行きました。
自分の料理が上手くなったのは、いろいろな店でたくさんの料理を食べてみて
それを家で再現するなどしたことも、効果的であったと思います。
また、添加物天国の日本の実情を知ったり、いかに食と健康は密接かという事を
知ることが出来ました。

私はかつて膠原病を患っていた方の介護をお手伝いしたことがあります。
その方は女性で、まだ彼女の子供達も中学、小学校といった時期に、
身体中の皮膚が硬くなってしまう強皮症というものにかかっていました。どんどん
関節も動かなくなり、身体中が、マネキンの様になっていく。
そして、最悪は内臓までも動かなくなっていくとの事でした。
私は調理や、その他家事をお手伝いし、そして、入浴療法が効果的である
との事で、入浴のお手伝いをしました。その後彼女は少しずつ、
良くなっていきました。
まづ一番に気をつけていたことは、食品でした。良い水、自然の物、添加物などの
無い食品にこだわり、本来の治癒力、自分の体の持っている力を信じて、前向きに過ごされていました。

前置きが長くなってしまいました。
私は食材は、自然な物、添加物の無い物は勿論の事、魚もできる限り、調理済みで無いものを購入しています。
肉も魚も、まとめて買ってきて、その日のうちに魚などは、おろしてお酒などを
少しふりかけ、冷凍してしまいます。
肉なども、ニンニク、胡椒、酒などを振り、保存袋に入れて、冷凍庫に入れてしまいます。野菜もブロッコリーなどはよく洗い、小分けして、冷凍庫に保存。
冷凍することで、細胞内に味などがよく染みて、大変美味しくなる事と、魚などに溜まった重金属を解凍した時に、外に排出する効果もあります。溶けたお酒の液体などを捨てることができるからです。
冷蔵庫に入りきらないくらい買い込んでも、保存用ビニール袋に入れ替えて仕舞えば、数週間分は保存できます。是非やってみてください。

調理時間が短くなり、とても快適に、
家ご飯を毎回美味しく食べられます。

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