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試行錯誤

「あとから振り返って後悔することは、したくないなぁ」

とじわじわ滲みるように感じ入った夕暮れ時。


乳房からの出血に加えて、産婦人科の先生にちょっと体重増加が早い、と注意を受け、太り過ぎによるリスクを教えられ、今の私は自分の身体に自信が持てない、ネガティブループにいました。


太り過ぎのリスクは多少なりとも知っていたけど、先生が『あなたはあまり気にしなくていいよ〜』なんて初期の頃に言ってたから、本当に過信してここまできちゃったよ。

「それを今更…。」という気持ちがないわけではない。けども、安直な気持ちで体重管理もせずに来たのは自分。「あまり神経質になってもいけないし、二人分だし…!」ということで、そんなに食べてるつもりはなくても、"ちょっと多い" の塵積の結果が、今回の指摘につながったんだよね。




20代後半に、婦人科系トラブルがあり、その時にも同じように不安や、恐怖を感じたりして。「まだ若いし、家系的にも健康一家だし!」という慢心から、自分の身体に一切不安を持ってなかった私。でも、いざ身体の異変があって初めて「あぁ、健康って大事だわ」って身に沁みてわかったわけです。その時のトラブルは、結局時間が解決してくれて大病に至らず終わったのだけど、それも結局どういうプロセスを経ていったか記憶がない。

当時仕事のストレスだけじゃなく、プライベートにおいても相当なストレスを抱えていた私は、それをきっかけに仕事を辞め、当時付き合ってた人と別れ……


とはならなかったんだけど(笑)


でもそのタイミングでどっちもすぱっと辞めれば良かったなぁ、とも思うんです。本当に勿体ないことをした。辞めたいけど辞めれない、我慢の日々が5年も続けた。後悔しかない。


ただ、時差はあったけども、健康的な生活、健康が一番だという柱が心に一本たった。それとこれとは関係ないかもだけど、そこから私の仕事に対する向き合い方が変わった。

自分に無駄にプレッシャーをかけて頑張らない。
評価のためにあくせく働かない。


かろうじて、部署が変わったことで働きやすい環境にはなったので、ここしばらくはゆるゆると働いてきた。だから心身へのストレスはかなり減ったし、" 万病の元ストレス"と思ってたので、それこそ最近は自分の身体に対し自信を持っていたんだと思う。


だからこそ、今回のおっぱいから出血事件はショックだったし、体重管理の話も自分の過信が招いた失敗だなぁ、とかなり凹んだ。こういうときはワーストに考えてしまうし、まだそこから気持ちの整理と立て直しができていない。「こんな不備のある身体で赤ちゃんは育ってくれるかな…」申し訳なくなり泣く始末。


振り返ってみると、栄養バランスは気をつけていた方だと思う、妊娠初期をのぞけば。しかし、運動は足りてないとずっと思ってた。体重計も健診のとき以外は乗ってないし、注意・関心が足りてなかったといえばそのとおり。こうして指摘されて「あぁ、もっとこうすれば良かったな」となる後悔は嫌だなと実感した。
「 神経質になり過ぎも良くない」という考えから、ちょっと雑で無頓着な方がいいでしょう、となんとなく思っていて。それを体現したかったのもある。でもそれで健康に害が生じた時に、ちょっと後悔することを今回痛感している。


"気をつけることができたのに、気をつけなかった"

というのは、今の時点ではまだなにも分かってない状況でさえ、後悔の一個になる。

『気にしてなかったけど、わいは健康、はっはっは』と言える人はもとから大らかなのだから、免疫力が違うのだ。私は弱虫である。

『気にしてなかったけど、ほら、こんなに健康だよ☆』は結果論にすぎなくて。なのに、私はちょっと神経質な旦那のことを心の何処かで呆れたり、ちょっと馬鹿にしていたかもしれないことを、とても愚かなことだったなぁ、と反省した。

気をつけていたけど、病気になってしまった、というのもこれまたよくある。
要は、原因なんてはっきりしないことが多い。でも人は原因を探したくなってしまう。再発したくないから。治りたいから。


また別の考え方をすると、気をつけるということは、試行錯誤する、ということだと思う。トライ・アンド・エラーの繰り返し。"とりあえずやってみて様子を見る"というスタンスを生活全方面に向けてみたら、今後の人生豊かになるのかも、と思った。人生が豊かになったら、健康を維持できるかも…という早合点をしてしまいそうですが(笑)


体調の変化も、妊娠中の今はあって当然、くらいに構えたほうがいいよね、と言い聞かせる。ただ身体を壊すと、年齢を感じざるを得なくてしばらくは凹むけど。


変わらない習慣も勿論大切だけど、変化を今はもっと受け入れていきたいなぁ、と思った。変化していい。だって気づかないうちに私の身体は変化しているから。環境も変わっているから。
自分で調べることをめんどくさがらない。「そこに費やした時間とお金が無駄になりそうで…」となりがちな私だし、変化を起こすのは多少なりとも労力がいるから、ストップをかけてきたけど。試行錯誤してみよう。その中で私に合うケアの方法を見つけられたらいい。



書いてるうちにネガティブ思考から、ちょっとポジティブにもってこれたから、日記はいいよね。

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