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自分も相手も大事にする「アサーション」

こんにちは!今日も雨ですね。 雨の日は皆さんどうお過ごしになるのでしょう?
さて、うちの会社にはありがたいことに、意欲的で面白い考え方をお持ちの方が集まってきます。その要因の一つが金曜日の会議にあるかもしれません。これがあるからうちで仕事をすることを決めた方がいるほどです。
当社の金曜日の会議は少し変わっていて、毎週テーマを出し合って、ひたすら思ったことや感じたことを話し、みんなの価値観を知る時間になっています。
ちなみに今週は講演で学生さんからいただいた「自分を幸せ者だと感じるためにどうしたらいいか?現状自分はそうは思えない」でした。この方にみなさんならどうお返事しますか?

アサーション・トレーニング

さて、今日はアサーション(自己表現)・トレーニングについてお話していきます。
相手とコミニケーションをとっていくときについやってしまいがちなご自身のタイプはどれでしょう?

ノンアサーティブ(非主張型)
自分よりも相手を優先して考えるタイプ。自分の考えを遠慮して伝える。自分の意見を率直に言えない。

アグレッシブ(攻撃型)
自分の「正しさ」を押し通そうとする。相手よりも自分を優先して考えるタイプ。自分の意見を率直にはっきり言うが、相手への配慮はあまり無く、一方的に自分の言い分を押し通す形で伝える。

アサーティブ(バランス型)
自分のことを第1に考えるが、相手への配慮も忘れないタイプ。自分の意見を率直にその場にふさわしい形で伝える。自分も相手も大切にしながら、Win-Winの自己表現をする。

いかがでしたか? あなたはどれを使う割合が多いでしょうか?
アサーショントレーニングとは、この3つ目アサーティブ(バランス型)で 過ごす割合を増やしてくためのトレーニングです。
以下、 トレーニング前に今一度考えてほしい心の在り方と、日常で手軽にできるトレーニング方法をご紹介します。

今一度考えてほしい心の在り方

人の数だけ正しさが存在しています。当たり前ですが今一度考えてみてください。
あなたは正しさを押し付けていませんか? 「私は正しい、あなたは間違っている、だからあなたは改善するべき」というようなメッセージを受け取りたい人がいるでしょうか?
その時は致し方なくあなたの要望を飲み込んでくれるかもしれませんが、長く続く関係だとは思えません。
逆に「表現しない」ことを決めていたり「表現が苦手」だから避けてばかりいては、のちのちの後悔があなたを苦しめます。 あなたを幸せにするために、そしてあなたの周りにいる方々を幸せにするためにこのトレーニングを取り入れてみてくださいね。

「よりよい人間関係を築けたか」で測る

脳は「自分をどう思っているか」によってその答え探しをしています。
たとえば「 今日は部下をきつく叱ったけれども、社会人として当たり前の事を教えてやっただけだ。俺は悪くない」と思っていたとすると、自分の正しさを強化するための情報ばかりが集まってきます

また「 また今日も私は自分の正直な思いを伝えられなかった」と思っている人は、 あの時も伝えられなかった、ああ、あの時もだ。と自分は思いを伝えられない人間だと納得するための情報ばかりが集まってきます

そこでアサーティブの目線を取り入れるための簡単な方法は、「よりよい人間関係を築けたか」という評価指標を取り入れることです。
1日の終わりに今日関わった人たちの顔を思い浮かべて、この人とよりよい人間関係を築けたかを考えてみて下さい。 反省点はありますか? もう一度その瞬間に戻ったならば、どんなふうに相手に伝えればよかったのでしょうか?
思いがまとまらない時は紙に書き出してみましょう。 これを繰り返していくことで、その場所その瞬間で瞬時に、後悔のない双方を大切にしたコミニケーションが取れるようになっていくはずです。

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