見出し画像

「風と共に去りぬ㊂」を読んだ中三女子の感想

これまであった生活が破壊されて、その日の食事に困ることになって・・・ってすっごく辛いことなんだなって。

この本を通して感じることでもないんですけど、自分は恵まれているんだなと思いました。

ご飯、あと睡眠に不自由しなくて、いざとなったら助けてくれる人もいる。

そんな当たり前に思えるようなことが、南北戦争によってスカーレットからは奪われてしまいました。

それにしても、スカーレットはすごい。

結局、生き残れるのってこういう、実際的な人なのかなぁ。

どうやっても、これまでの信条を覆してでもやらなきゃいけないことはやって、どれだけ悪いことでもやってのける。

そんな気迫があるんですよね。

私は結構アシュレっぽい考え方をしていると思うのですが、たまには、というか少しはスカーレットを見習わなきゃなと思います。

スカーレットがモテるのってここなのかな?

なんだろ、一見わがままに見えるんだけど、それだけじゃないんですよね。

責任感があって、まっすぐで、心の中に燃え盛る火のようななにか強いものがあるところ。

そういうスカーレットの凄さがあると思うんですよ。

ところでこの巻で、スカーレットは随分変わりました。

ただ楽しくて、わがままで可愛い少女から人生の辛酸を知った女性へと。

それに伴って一巻のようにただ面白い、痛快だと読めるものではなくなったんですよ。

この本を読んで感じたのって、「すごい、なんか濃かったな~」ということで、なかなか余韻から抜け出せなかったくらいですから。

それでもやっぱり、というかだからというか。面白くて、早く四巻も読みたいです。

風と共に去りぬ一、二巻の感想はこちら↓
「風と共に去りぬ㊀」を読んだ中三女子の感想|ひかり/読書ノート|note
「風と共に去りぬ㊁」を読んだ中三女子の感想|ひかり/読書ノート|note

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?