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自己分析について思った

中田敦彦さんのこの動画を見て、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を読みました。本の中に出てくる、自分に対する質問がすごく面白そうだったんですよね。

著者の八木仁平さんはブロガーとしても有名でしたよね。今「自己理解の専門会社」というものをやっているということは、新R25を見て知りました。

私は自己流ですが、自己分析ってかなりしている方だと思うんですよね。でも自分では届かない領域に行けそうだなと思って、どんどん質問に答えていってみました。

結果、改めて自分について発見がありました!

自分が普段思っていることって、「誰の目も気にせず楽しく生きよう」って言いたいとか、自分が楽しく過ごしているきっかけとなったものを伝えたいとかそういうことで、これは分析結果にもそのまま出ていたんですね。

でも、私は以下のことを実はこんなに強く思っていたんだなっていうことも分かりました。

私は、20代で社会に出てから出会った人って、いまでも交流している人も多いしすごく好きな人たちなんだけれど、すごくバカだと思われていたんだろうなーということを、すくなくとも自分は今でも思っているし、それが自分にとってすごく大きなコンプレックスだし、その人達に認められたい(いいねとかすごいねとか頑張ってるねって言われたい)っていう思いもすごく大きいんだなーということが分かりました。

そうなんだ!

うっすら思っていたのだけど、実は自分の中で比重がかなり大きかった!

これは、この本を読んでみて(質問を答えていって)分かったことのごく一部なんですが、他にも自己流ではたどり着けなかったことが多くあって、自分を整理するのに役立ちました。

一方で、タイトルに惹かれたという人でも、全く肌に合わない人もいるだろうなと思いました。

この本は、著者が「このメソッドを辿ればやりたいことが見つけられる」と想定している人物像あまりに狭く、思考の持っていき方があまりにパーソナルすぎて、私はけっこう迷子になりました。自分は頑張って8割くらいまで付いていきましたが、2割を残して挫折しました。それでも多く気づきがあったので、やってみてよかったなと思っています。

そして巻末には、本文よりさらに深い質問集が載っています。楽しんで取り組める人もいるとは思うのですが、私は、幼少期のことや親のこと家庭のことを含め、そういった過去を細かく具体的に振り返ることって、結構取り扱い注意案件だと思っているんですね。

メンターやカウンセラーと一緒に取り組まないと、人によってはちょっと危険なこともあるんじゃないかなと思いました。

今すごく前向きな気持で、もっと成長したい!自分を知りたい!と思っている人にはおすすめです。

Kindle Unlimitedに加入していると0円で読むことができます。

しかし中田敦彦さんの本の解説(に限らずですが)って、本当に面白いし、全部買いたくなります。ここまでネタバレしてもいいもんなのかと一瞬思ったこともありますが、むしろ本を読むのにこんなガイドがあるなんて理想的、その明かりが今まで欲しかったんだよと、すぐ思うようになりました。

今年は結構本が読めそうな気がしています。

音声配信もしています。


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