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豚汁

久しぶりに晴れた。
朝はなるべく体力仕事をするようにしている。
起きてすぐの運動は、夕方にする運動の何倍もの消費量になるらしい。
それを、農作業に置き換えるわけだ。

ひとつの行動で何度も美味しいのはいい。
人間に決められている時間は、大富豪でも僕のような一般人でも24時間と決まっている。
その決められた時間を有効に使うことが大切…と誰かが言っていたので実行している。

農作業=仕事+運動+読書
これが僕の方程式だ。
農家である僕の仕事はもちろん農作業で、それをしながら効率的に脂肪を燃焼し、イヤホンでオーディブルで本を読む(聴く)。

8時間も農作業をすれば、1.5倍〜2倍くらいの速度でオーディブルを聴くと、物によるが1日2冊くらいの本を吸収することができる。
今月に入ってダイエットを始めた僕が、朝の時間を体力仕事に充てることで今日現在5キロほど痩せることに成功している。
効果は抜群だ。

そう考えると、豚汁は非常に効率の良い食べ物だ。
味噌汁がおかずにもなるので、短い時間で2品くらい作ったことになる。
もはや、おかずなんていらなくて、具沢山の味噌汁とご飯さえあれば、時間も労力もかけずに食事が取れるのだ。

土井善晴さんの著書『一汁一菜でよいという提案』にも、頑張らなくてもご飯と味噌汁さえあれば良いのだと書いてあった。
なんとなく、「それじゃあ家族が納得いかないぜぇ」なんて思っていたが、豚汁から始めてみたら一汁一菜でも良いのだと思えるのかもしれない。

僕とひかりと咲多の豚汁

材料
・豚細切れ肉 広げて鍋の底が隠れるくらい
・ジャガイモ 1個
・にんじん  1本
・玉ねぎ   半分
・しめじ   1/3株
・こんにゃく 半分
・出汁    800mlくらい(具材にかぶるくらい)
・味噌    好みの味の濃さになるまで
・ごま油   適量

作り方
①ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、しめじをいい感じの大きさに切る。
②鍋にいい感じのごま油をしいて、豚肉を広げて入れる。
③豚肉に火が通ったら①の野菜を入れて炒める。
④こんにゃくを手でちぎりながら入れて③と一緒に炒める。
⑤全部の具材に油がまわったら、出汁を入れて弱火で煮る。
⑥ジャガイモとにんじんに火が通ったら味噌をとく。

出汁については、ナスの揚げ浸しの出汁を使う。

結構料理本などでは、

昆布を水から入れて、沸騰したら昆布を取り出し、鰹節を入れてサッと一煮立ちしてからザルでこす。

みたいなことが書いてあるが、そんな面倒なことはしない。
何より、もったいない。
それは一瞬の美味しさを表現するための料亭の手法で、家庭の出汁は水から全部を入れてふつふつさせたら取り出せばいいのだ。
それで十分うまい。
いや、そっちの方が出汁感強目で僕は好きだ。

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