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副業とか複業とかっていうより「セミプロ」って呼んでいます。本当の起業練習!

森と畑の子どもキッチンプログラム、というのを毎年開催しています。

惣菜パンを人氣店で販売してもらう、というひとつのゴールがあるのですが

その裏では
ゼロから生み出すという商品開発のプロセスを味わえたり
プレゼンテーションを通してただ言いたいことを言う”伝える”だけじゃなくて”伝わる”ための準備を体験したりします。

パン屋さんは今や所沢にとどまらない人氣店「いちあん」さん。

いちあんさんですから
子どもとはいえ、一切のお客様扱いがありません。

店主の市川さんは
やさしく丁寧に言葉を紡いでくれますが
妥協のだの字もニコニコして許してもらえない、みたいな(笑)

子どもたちは
お客様に提供する商品に対して本氣で臨みます。

小学生のうちに
おとなの本氣を知れるって
めちゃくちゃ貴重な体験です。



そんな半年プログラムを一番近くで見ているおとな達が
なんと「羨ましい」と言い出す現象が起きました(笑)

・あんな本氣のアドバイスを貰えるなんて羨ましいよね。
・自分が生み出すものに対して誠実にまっすぐ評価してもらえる機会があるって羨ましいよね。

「なんならお母さんがやりたいわ」なんて声までありました。
(かといって挑めるかどうかは別なんだというのもわかったけど笑)


こんな時代ですからね。

自分で何かを生み出すことへの憧れや
「やってみたい」という欲求は
多くの人が持つと思います。

自分らしさを表現する、というか。
それをお金にできたらいいな、みたいなね。

それを
失敗が許される小学生のうちから我が子がやっていたらそりゃやりたいわ。笑


ということで
農活倶楽部内で募集しました。

おとなのためのキッチンプログラムセミプロバージョン。

パンを開発して
プレゼンテーションして
お客様に提供する(お客様に合格をもらう)

これって
ある種「開発」の面白さであって

それ以上に本来の
「商売」としての凄味がやっぱりあるわけですよね。
お客様からの評価は怖いけど
凄味はやっぱり「お金を払って頂けるか」にあると思う。
そして払い続けて頂けるか。

自分が本当に良いと思っているものを形(サービス)にし
コストの際(きわ)を感じながら
それでも自分が信じた「良い」を提供し続けること
それでお客様を幸せにしている実感を味わいながら
自分も幸せになること。

これが経営です。

コストに囚われることなく
かと言ってエゴを推し進めるでもなく。

おいしい商品を作るだけでもなく
お客様本意の作品を作るだけでもなく。

このバランスは
本当に難しいし
経営の肝だと思っています。

このバランスが誠実であればあるほど
幸せになる人が増える。
自分もお客様も、です。

それの実現にチャレンジしてみよう、というのがセミプロプロジェクトです。


子どもキッチンプログラム同様
いちあん市川さんにアドバイザーをお願いし
おとなが本氣で挑みます。

本氣だけど
お茶やケーキを食べながら緩みながらやっています(笑)

現在おとな4名ですすめています。

夏にはお披露目できるかな。

そんなことやってるんだ
夏には何かしら形になって食べられるんだ、くらいに
頭の片隅においておいてもらえたら嬉しいです。



▼今年は夏の宿泊バージョン「MUSUBI」も予定しています▼


今のあなたのために。あなたの次世代のために。採種や栽培、堆肥づくりに必要な資材を買ったり、本当に心地よい環境にするために使わせて頂きます! 応援ありがとうございます♡感謝します☺︎