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【農活倶楽部*活動記録】夏野菜の育苗の方法と記録①

農活倶楽部の畑は作物を育てている最中はもちろん、種も農薬を使わず保管したものを使用しています。全て固定種の作物のみ。ということで立春を迎え、いよいよ夏野菜の育苗が始まります。

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梅の花も開花しました


今日の記録は2日間に渡って育苗の準備〜初回の種播きまでの記録です。


2月5日(土)
土づくりと育苗の保温のための部屋づくり

種播き用の土があるのをご存知でしょうか。作物を育てる畑よりずっと軽くてフワフワです。購入することもできますが、今年は堆肥と畑の土を合わせて、売っている種播き用の土の軽さを目指してみんなでつくります。

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農業、その中でも固定種の難しさって結局答えがないことだと思います。今回使っている堆肥はEM菌が入っている馬糞堆肥です。

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子どもが遊べるくらい臭わないしめっちゃ軽いんです

そんな馬糞堆肥をふるいにかけて細かくし、畑の土と合わせてつくります。

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この土づくりを4時間くらいかけてしたのですが、すごく印象的だったようで、メンバー何人からも感想が届きました。

育苗用の土の感触が未だ手に残っています。
肌で感じるってこういうこと…なのですね。
堆肥と混ぜたふかふかの土づくり、こんなにも繊細なのかぁ!と
体感させて頂きました✨


土づくりチームの一方で、ハウスの中にトンネルつくるチームも。育苗箱の下に本来であれば落ち葉などを使って温床があればベストなのですが、今回は間に合わなかったのでハウスの中にトンネルをつくって保温効果を高めます。

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ビニールを切ったり、不織布とビニールを重ねたり。子ども達も大活躍です。
え?遊んでるように見える?
氣のせいですよ〜。ちゃーんと重しになってくれているんです(笑)

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不織布と穴のあいていない厚めのビニールでトンネル完成。

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問題はこのトンネルの中の「最低温度がどこで止まるか」です。畑は朝方が一番温度が下がります。温度計を入れて明日の朝(日曜日の朝)何度になっているか確認することにします。

温度計の見方も共有します。最高温度と最低温度を測れる温度計です。

「必ずリセットを押すんだよー」と説明すると「リセットボタンってすぐわかりますか?」との質問。それに4歳の彼が「これでしょ?」「おー!正解!」

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オレだってわかるもんね、とドヤ顔。かわいすぎる!



おとなが作業をしながら、子どもは氣ままに遊んでいるのもいい風景〜

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土づくりとハウスのトンネルづくりで土曜日の作業はおしまい。


2月6日(日)いよいよ種まき

まず昨日ハウスの中のトンネルに入れた温度計の確認!

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