ソーラーパワーで保存食

今年に入って、コロナコロナと大騒ぎではあるけど、こういう時には非常事態に備えて、保存食の話でもしとこうかな? 

引きこもりの屑ニートがやる事など、大抵の生物がそうであるように、喰うか、寝るか、糞をするかのいずれかでしかない。どうやら私は一応はホモサピエンス等という、貴様は何様な名前を自分で付ける恥知らずな種族に属しているらしいが、時々、自分は人間なのだろうかわからなくなる。それじゃパタリロのニーゲム大戸木さんのネタになってしまうのだけど、仕方がない。実際、人間の姿をしているが人間として生きているかどうか、本当は全く自明な事でも何でもないのだから。その証拠に世の中を見渡せば、人間なのか人間モドキなのかわかんないのがいっぱい居るではないか。

私など喰う事と寝る事以外には糞を放る事位しか出来ないウンコ製造機に過ぎない。しかしながら驚愕すべき事に奇跡的にも大脳新皮質というのが私にも幾分かあるらしく、いつも出来てる訳ではないが、今後、起きるだろうなという事に備えをするという行動を取る場合もある。

例えば、何か食べ物を干す、乾燥させるという事をやる場合がある。

去年、近所の魚屋が消費税増税の煽りで店をたたんでしまった。そこの魚屋は結構、美味しい魚を扱っていたし、ちゃんと今時珍しく天日干しで干物を作っていて、時々、購入していた。本当に残念でならないが嘆いて居ても仕方がないので、今、我が家では近所のスーパーでアジを買って干物にしたりもしている。スーパーでもアジの開き位は売ってるんだけど、自分でもやれるだろうなというのでやってみたら、自分でも出来た。やってみるとわかるが、とても簡単にできる。

椎茸などのキノコ類やニンジンの皮なども干しておく。こういうのも味噌汁の実にもなるし、出汁も出るので、一石二鳥だ。

南米のボリビアの方にはチューニョというジャガイモを乾燥させたものがある。昼夜の気温差を活かして、ジャガイモを凍らせて、ジャガイモが解凍したら、足で踏んで水分を出して、また凍らせるというのを繰り返す。こうする事でソラニンも抜く事が出来るし、カラカラなので長期間の保存に耐える事ができる。

食パンやフランスパンなどを余らせてたり、パンの耳とか残ってたりという事があったなら、天日でカラカラになるまで乾燥させて備蓄しておくと色々と使いでがある。これは魚柄さんのアイデアだけれども、非常にいいアイデアだと思った。卸し金でカチカチのパンを卸してやるとパン粉になるし、牛乳に入れればパン粥にもなる。何よりもパン粉パンは実際やってみたけど、紅茶との相性は抜群だった。

youtube で18世紀のアメリカのレシピを再現したチャンネルや、19世紀のイギリスの御屋敷で出されているメニューを再現したチャンネルがあるけど、結構、パン粉ってよく使われてるのを観て、魚柄さんはこの辺の事も知ってたのかなとか勘ぐったりもする。

それでこの辺りの動画を視るにつけ、否応なく実感する事がある。それは昔の人々がいかに食糧を腐らせないように創意工夫してきたかという点だ。

実を言えば、食べ物を腐らせないで保存するという事は、リスクを予測しそれに備える事で、人類は飢餓を克服しようとしてきた産まれた技術である。狩猟採集から、農業や牧畜によって、以前よりも安定した食糧を供給保存する事が格段に可能になったという意味は大きい。これらの活動を支えているのは、太陽の光である。

つくづく太陽の力は偉大だなと思う。古代エジプトをはじめとする地域で太陽が神聖視されていたのがよくわかる。太陽の光は農業生産を支える上で最も重要な要素の1つだ。これが無ければ、植物は光合成は出来ないから。

コロナビールを昼間からグビグビ飲みながら、サン・ラを聴きながら、宇宙って、太陽って偉大だなと感慨に耽っている。

今日の音楽。

The Heliocentric worlds of Sun Ra , Volume Two

サン・ラとアーケストラの魅力がいっぱい詰まった1枚だと思う。

演奏内容の素晴らしさもさることながら、ジャケットが何気に良い。天体図の下に描かれているレオナルド・ダ・ヴィンチ、コペルニクス、ピュタゴラス、ガリレオ、ティコ・ブラーエらに混じって、さりげなく自分の肖像を掲げている所が、あまりにもツボに嵌まってる。


音源はこちら。

https://open.spotify.com/album/2hJOUpD23cHGmI0x0IqO1L?si=6tTM2ofWTYuSlSgUNKVn4g

右や左の旦那様、人生オワコンの中年ニートのキモいオッサンにも、お恵みを.... 愛の手を... と書いてみたけど、こんな糞ニートをサポートする奇特な方などおりますまいが、それでも人生オワコンの引きこもりの糞ニート、出来るだけ面白い記事を書くように頑張ります....