引きこもりニート

人生オワコンの中年引きこもり糞ニートが、世の中と自分自身に絶望しながら自炊する日常を書…

引きこもりニート

人生オワコンの中年引きこもり糞ニートが、世の中と自分自身に絶望しながら自炊する日常を書いた日記。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

引きこもりニートが料理を行う上での基本方針

 我々引きこもりニートには、時間はあるけどお金がない。そうなると節約を余儀なくされる訳だが、もしお金を安くあげようすれば、それこそ毎日インスタント食品で過ごすという方法もあるけど、そんなことを続けてたら体調を崩すのは明らかだし、何よりも美味しくないから耐えられない。 だから安価で栄養バランスも良く、安全で健康的な食生活という前提条件がある。それを支える上で非常に重要な事柄を思い付くままに列挙してみようと思う。 1.乾物や缶詰など長期保存できるものをフルに活用したい。 食べ

    • ショパンジーの絶滅についての簡潔な報告

      昔、“ショパンジー”というそれはそれは美しいショパンの楽の音をピアノで奏でる蛮族ならぬ生物が棲息して居た。今では残念ながら絶滅してしまって見る影も形もないが、それでも確かに、昔、間違いなく、このかけがえのない世界に、確実に彼らは棲息していたのだった。 実は“ショパンジー”とは、ウラディーミル・ド・パハマンというピアニストの些かエキセントリックな言動や演奏してる姿が何処かチンパンジーを彷彿とさせるというので、当時の音楽評論家のジェームス・ハネカーがパハマンを揶揄した言い方であ

      • 東大当局に対し、私は抗議する!

        東大当局に告ぐ。 多くのだめライフの同士達が抗議文を書いていて、私如きが何か書き加えるのは蛇足というものではあるが、この11月に臨時国会にかけられる国立大学法人法の改正案が採択される事で、大学の自治、権力からの学問の自律性が担保されなくなる事が目に見えているので筆を取る事にした。 まず、東大当局よ、あなた方に問いたい。眼の前にある土地を耕作する事の何が悪いのか? 耕作は人類が太古からやってきた営みであり、彼らは土地を耕し、作物を育てるというこのプリミティヴな営みから、土地

        • 緑豆のスプラウト。

          スーパーで一袋、数十円で売ってる緑豆のモヤシだが、万年貧窮生活を余儀なくされているヒキニートにとって、無くてはならない有り難い食材だ。モヤシは様々な料理に大活躍するのだけど、これを定番だが、さっと炒めても美味しいし、味噌汁に入れても、スープにしても美味しい。あるいは、さっと茹でたものを冷まして、辛子醤油など好みのもので和える。主菜にはもの足りないだろうけど、ちょっとした酒菜にはなる。 それどころか、生で食べても大変に 美味しく、例えばタイの焼きそばのパッタイには、大抵の場合

        • 固定された記事

        引きこもりニートが料理を行う上での基本方針

        マガジン

        • 芸術
          6本
        • 気になる記事
          33本
        • 食べ物 飲み物
          29本
        • コロナ関係の記事
          27本

        記事

          蜂蜜の炭酸飲料

          蜂蜜が手元にあったので、水で薄めて、そこにドライイーストを加えて、シュワシュワの飲み物を作ってみた。 ここでしっかり発酵させるとミードというお酒になるのだが、日本には酒税法とかおかしな法律があるため、炭酸飲料状態になった所で飲む事にしている。 昔、ストロングゼロなるものを飲んだ事がある。とてもではないが不味くて飲めた代物では無かった。あれは味が不味いというレベルではなく、何かケミカルな味で、身体に悪そうなものが入ってるような感じだった。あんなもので寿命を縮める位なら、法律

          蜂蜜の炭酸飲料

          最晩年のシロタ

          最晩年のレオ・シロタの貴重な遺産が、夏目 久生 氏の主催してるサクラフォンで、連作でいよいよ販売される事になった。 どうも連作で出せる程の録音が遺されているらしい。数年前に惜しくも他界されたアービターのアラン・エヴァンス 氏の、そしてクリストファー 野沢 氏の遺志を引き継いだ形だ。 どれも見事な演奏なのだけれど、グルックやモーツァルト、シューベルトにおけるリズム処理の見事さといい唸ってしまう。ベートーヴェンの月光にしても、1楽章のみ収録されているが、他の楽章が存在するので

          最晩年のシロタ

          パン作り

          久しぶりに更新してみた。 コンヴェクション・オーヴンを入手したので、かねてからやりたいと思っていたパン作りとお菓子作りにチャレンジしている。 手始めにパン作りをやっているが、当然ながら大雑把なので計量するというのがどうも不得手なので試行錯誤しながら。 パンも発酵だとかが面倒ではあるが、それだって前日に生地を混ぜて一晩置いておくだけ。次の日に整形して寝かせてオーヴンで焼けばいい。 当然、こちらは本職じゃないし、ただの引きこもりニートだから、そんなに上手という訳にはいかな

          無職転生

          小説家になろうで「無職転生」の本編を読了した。読んでて、泣いた、笑った、目頭が熱くなった。長い旅路から漸く帰還した感じ。読んでいる間、ずっと殆ど家の事を何も手もつけれなかった。 あの描写が耐えられないという意見も多いようだが、あのエロもキモさも、全部に意味があり必然がある。主人公の前世は30代で人生を積んでしまったキモいオッサンでなければならないのだし、親の葬式にさえも出ず、姪の入浴を録画してオナニーするような頭を抱えるレベルの屑でなければならない。流石にアニメでは姪の入浴

          ツイッターはじめた

          最近、ツイッターを始めた。ここのnoteでは料理の話ばかり書くことにしているけど、ツイッターの方は料理には限定せず、思っている事を好き勝手に書くことにしているので、内容が取りとめのない。しかも殆ど鬱になる現実の話ばかりだ。 こちらがツイッターのアカウント。https://twitter.com/hikkycooking/

          ツイッターはじめた

          ネルドリップ

          今まで夏場に水出しコーヒーを作るのにペーパーを使ってたのだけど、濾すのにペーパーだと目が細かいので、少し時間が掛かる。そこでドリップ用のネルを使うようになったのだが、これから秋から冬になるとホットの方をよく飲む事になるからという理由でネルドリップで淹れるようになった。 ネルの手入れとか手間だけど、何だかんだ言ってもネルの方が美味しく仕上がる。まず味わいやコクがまるで違う。ペーパーよりもコーヒーの油分を適度に通すのだろうか、風味や味わいがまろやかになる。 人によって淹れ方は

          考古学の発掘はどのように行われるのか?

          友人が書いている本を紹介するというのは、どうしても身贔屓しやすいものだ。しかも私の記憶が確かならば、この著作が彼女の商業出版としては処女作であり、そして、直接、発掘の話を伺ったり、インド料理のワークショップを手伝って頂いた事もあり、そういった身贔屓を除外するという事はまず不可能なので、客観的に作品への距離を比較的取りにくい立場にあるという事を承知で、些か無謀だが本の感想を少しだけ書いてみようかと思う。 考古学という学問に限らない事ではあるが、自然科学であれ、社会科学であれ、

          考古学の発掘はどのように行われるのか?

          塩を使った保存

          我が家では、豚バラ肉のブロックを塩漬けにして保存していて、これをベーコン代わりに使っている。作っておくと案外と保存が効くし便利だ。市販のベーコンの成分表なんか見ると実に酷いもので、利潤確保の為とはいえ、これはあんまりではないかとボヤくようなものも、残念ながら見受けられる。それこそ、こんなものはベーコンではないと思ってしまうようなものまである。でも、気に入らなければ買わなきゃ良いのだし、取り敢えず、ある材料で作れば良いだけだ。 塩には脱水作用があるため、魚の干物の類いにも欠か

          塩を使った保存

          干し椎茸と鶏肉のスープ

          干し椎茸と骨付きの鶏肉で、中華の定番スープを作る事にした。前日に干し椎茸を戻しておいて、それを鶏肉、生姜、葱の青い部分と一緒にコトコト炊くだけ。味付けは塩と胡椒、それに紹興酒を仕上げに入れて風味付け。具沢山なので、おかずも兼ねて居る。ちゃんとダシが出る素材でやれば、スープの素の類いはまず必要ない。 例えば南瓜の煮物だが、これも挽き肉と一緒に炊いてしまう。挽き肉からダシが出るからダシを取る必要がない。 そう言えば、西アフリカの地域でよく食べられているプレ・ヤッサという煮込み

          干し椎茸と鶏肉のスープ

          バナナを凍らせる

          スーパーでバナナを購入。多少見た目が宜しくないというので、腐らせるよりはマシというので半額で売ってる場合がある。そういう時は真っ先に買って、家でバナナの皮を剥いて、ラップに包んで冷凍庫に放り込んで保存するようにしている。 これを牛乳と一緒にジューサーにかけると冷たいバナナシェイクになるけど、既にバナナは完熟しているので砂糖を入れる必要もなく美味しく仕上がる。ちなみにイチゴとかバナナ以外の果物でやっても出来る。甘味は好みで調整すれば良い。 牛乳の量を減らしてジューサーにかけ

          バナナを凍らせる

          魚は刺身や切身にするだけじゃない。頭や粗もとても美味しい。

          スーパーで鯛の頭が売ってた。買って自宅に戻って、さっとお湯を潜らせて、すぐに冷やして水で洗いながら鱗や血合を取り除く。昆布出汁に生姜のスライスと葱の青い部分を入れて、醤油、味醂、酒で炊いたものを作った。こういう料理も良いものだ。何よりも目玉や唇のゼラチン質がトロトロで美味しい。 確かに魚の頭や粗は、骨が多いからとか食べにくい等と敬遠されるようだが、こういう部位じゃないとやれない事というのもある。

          魚は刺身や切身にするだけじゃない。頭や粗もとても美味しい。

          異国でのお茶の淹れ方 アフガニスタンでは...

          近所のハラールショップでパキスタンの緑茶の葉っぱが売ってあったので、我が家でアフガニスタンの淹れ方で楽しんでいる。 緑茶にカルダモンとお砂糖とレモンという組み合わせは、日本人からすると大変に衝撃的な淹れ方ではあるが、やってみればわかるけど、とても相性が良くて美味しい。 日本だと緑茶は湯の温度は高くても80℃位だが、あちらだと淹れ方もカルダモンと一緒にお茶を数分、煎じるという感じだ。勿論、製法も日本茶とは異なる。自作のスージハルワを添えた。 甘く温い飲料を啜りながら、遠い

          異国でのお茶の淹れ方 アフガニスタンでは...