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「法律知識」の特集は、効果性が高いマーケティング企画かな?(最新マーケティングの教科書2021)

「最新マーケティングの教科書2021 (日経BPムック)」を読みました。

書店で平積みされていた雑誌。

黄色い表紙に、目が行った。

「最新」「マーケティング」というキーワードは、普段マーケティング職としては、ついつい手に取ってしまうタイトルだった。

検索すれば情報は溢れている時代、雑誌を購入することは、ほとんど無いが、パラパラと本書を読んで、なんとなく購入して、じっくり家で読みたい内容だと感じた。

多くの書店で、同時期に宣伝会議の雑誌「2021年マーケティング予測」が並んでいた。

両方の雑誌をパラパラと読んでみたが、日経BPムックは特に「最新マーケティングの教科書2021」の構成に魅かれたのだと思う。

Amazonの説明文にも書いてあるが、本書の構成は下記の通り。

<主な内容>
●第1章 トレンド分析
  アフターコロナ消費/Zoomマーケティング
●第2章 デジタルマーケティング最新&基本キーワード解説
  マーケティングDX/パーソナライセージョン/カスタマーサクセス/D2C/位置情報マーケティング/
  テレビCM革命/ダイナミックプライシング/Z世代/ロボ接客/AIのビジネス活用など
●第3章 先端技術ワード解説
  自動配送ロボット/ローカル5G/エッジコンピューティング
●第4章 最新企業ケーススタディ解説
  トヨタ自動車/コニカミノルタ/パルコなど
●第5章 米国最新事情リポート
  ウォルマートの新サブスク/アップル端末ID変更の波紋など
●第6章 マーケティングに必須の法律知識
  著作物のトレースはどこまでOK?/増えるオンラインイベント・会議で著作権は大丈夫?など
●第7章データ&ランキング
  動画ユーザー急増の理由/スマホ人口動態調査など
●インタビュー
  土屋哲雄氏(ワークマン専務)/藤倉尚氏(ユニバーサルミュージック日本法人社長)など

特に第2章の最新キーワード解説の部分が魅力的だった。WebメディアやSNSで触れる情報と比較して、ある程度選ばれたキーワードがずらりと並んでいるので、効率よく最新の情報に触れられると思ったからだ。

* * *

普段、仕事でBtoBのマーケティングで、ホワイトペーパー・製品説明・事例紹介・業界動向記事作成などの業務に携わっている。

リード獲得、リード育成活動として、ターゲット顧客のある「職種」の人に対して、どのような情報が魅力的か、どのような情報の整理の仕方をすると嬉しいか、考えていた。

ある「職種」の人が魅力的に感じる情報の整理の仕方という視点で、雑誌「最新マーケティングの教科書2021」について振り返ってみた。

興味を引くポイント
・表紙の黄色が目立つ
・「最新」「2021年の…」「キーワード解説」といったキーワード
・他企業の事例
・マーケティングに必須の法律知識のように、業務に影響が大きい情報

特に、ターゲット顧客の業界・職種に関連する「法律知識」は、業務を行う上で営業が大きい重要な情報であるが、他の業界・職種の人にとって重要ではない場合、一般的なメディアでは大きく取り上げられない。つまり、重要かつ希少性が高い情報なので、効果性の高いホワイトペーパー・製品説明・事例紹介・業界動向記事作成のトピックだと感じた。

今後の、マーケティング業務で、法律知識に関するコンテンツ作成や企画をやってみようと思う。