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桜の森で、花見と野点。

今日は小石川植物園に行ってきました。

目的は花見、そして野点です。

小石川植物園は桜の穴場スポット、平日なら割りにゆっくり花見を楽しめます。

桜を見ながら抹茶をいただく、乙なリポートをお送りします。

どうぞお楽しみくださいませ。

地下鉄白山駅から10分で正門に到着。この日は晴れすぎず、暑すぎず、ちょうど良い天気。紫外線はキツめ。


坂を上ると見えてきました、「桜の森」。今日は地元の方々がたくさん集まって花見をしています。
私は端っこに陣取り。ミカドザクラというソメイヨシノの一種の木の下。まあまあ静かで日陰もあります。
さっそくお気軽野点。ていうか抹茶、盛りすぎ…。
抹茶を入れていきます。
どうぞお飲みになって。
途中の神保町で買ったささまの御干菓子たちを出します。一応誰かに所望された時用に。
今日の昼飯。ささまの若草だんごと桜餅。ちょっと草っぽ過ぎですが。
二杯目も差し上げますね。
読書もします。神保町で買った、中文の書画大全。お値段3000円。


桜を見ながら、桜餅いただきます。
三杯目。いくらでも召し上がってくださいね。
ミカドザクラ。普通のソメイヨシノですが、なんとなく緑っぽい。
さて、場所を移しましょうか。さっきが地味過ぎたので、満開の桜の下に行きましょうね。


目の前には、なんとこれも満開のベニシダレザクラが。六義園の枝垂れ桜よりは小さいですが、こちらはゆっくり見られます。
野点パート2、やりましょうか。向かいには枝垂れ桜を見ながら。
まだ始業式前なのか、小学生多め。元気な声がこだまします。ここはかくれんぼに最適。


五分以上は咲いていました、ソメイヨシノにバックは枝垂れ桜。
満開は近い!
陣取った場所。桜がしなって地面すれすれ。
ここでもお茶です、どうぞ〜。
ティータイム終了のちは植物園散策へ。まずは椿の森へ。こちらはヒメツバキという南西諸島の品種。
プレートはなかったものの、八重咲き白の園芸品種。どれも王朝風の雅な名前がついています。
光源氏という名の品種。御所車を連想させる華やかな見た目。
雑木林には黄色い花が。写生をしている方も。
山吹です。暗い場所を好んで咲きます。


お次はツツジコーナー。まずフジツツジ。
どんどん色が濃くなります。シベザキアシタカツツジです。シベザキとは、人名のよう。
オンツツジです。レンゲツツジっぽい。
ひっそり咲くヤマザクラ。いつか吉野千本桜を見たい。
あまりに立派なトサミズキ。マンサクの仲間です。
崖の下に下ります。ここにも大きな株。オオリキュウバイです。バラ科のお花。
崖下には日本庭園があります。今は地味な感じですが、時期にはツツジや紅葉がきれい。
重要文化財の擬洋風建築。手前には毎年桜が咲いてきれい。
ミツマタです。お寺に行くと定番の春の花。
これはハナズオウ。この時期、わりに緑道で見ます。
多分ヤブツバキ。幹が見えますが、これはツバキではなく、エノキ。
針葉樹のある池のほとり。都会の真ん中とは思えない…。
神社も発見。忘れ去られた鎮守さま。文久年間の銘ある石碑があったのでそれ以前の建立か。
カントウタンポポ。この辺には珍しい!
ミソハギみたいなお花。小さいけど鮮やか。
ぐるっと一周し、正門に戻ったのは三時半でした。

野点花見の感想:

皆さん、団子より花?野点には目もくれず。

それだけ花が綺麗だったということですね。

今度は着物着て行こうかな…。

以上、リポートでした。


おまけ。

近くの白山神社のにゃんこ。

沢山の方に見られてもこの居眠りよう。

かわいい。

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