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アラサーの私が86歳のおばあちゃんになった話

簡単にいうと、


海外を飛び回って遊んでいたアラサーの私が、


「寝たきりの生活」
「歩いて6分のイオンスーパーにいくのがやっと」

という経験をして、(失礼ながら)おばあちゃんになった気持ちでベットで過ごしていた、というもの。


バリキャリ(?)だった金融時代


文章を書いている今とは真逆の人生を送っていた、当時26歳。


朝7時には朝礼が始まり、株の売買がスタートする9時には営業の準備をスタンバイしていないといけない。


”支店長”という名の、パワハラ上司は、腕を組んで佇み、目をギラギラさせて「ランチなんていこうもんならただじゃ置かない」と言わんばかりに、社員の電話の手を止めさせなかった。


そんな仕事のストレスを発散すべく、年2回は必ず海外に行って買い物三昧、リゾートで優雅な日々を過ごすという浪費生活をしていた。


ライフスタイルを大きく変えてはいけない


そんな私に突然やってきたすい臓がんという母の病。


その後、母に付き添うために介護休業をとる生活をすることになったのだけれど、


「介護のストレスで睡眠不足から体調不良になって、ついには寝たきりになった」


などを言いたい話ではない。


私がおばあちゃんになってしまった原因は、


「バリキャリ×海外旅行という生活」

から、ある日突然に、

「田舎にある実家で家族とのみコニュニケーションをする日々の生活」


というライフスタイルを激変させる選択をしたところだ。


ライフスタイルが大きく変わった当時は、生活に順応できなかった。


田舎が嫌で大学から家をでて、関西で仕事をする選択をしたのに、


大人になって実家に戻り、家族と日々過ごす。


休業中の私はお金もなく、ストレス発散の海外旅行などできるわけがない。


これが、元々実家から大学に通っていたら少しは違ったかもしれない。


休業ではなく、仕事をしながら週末にお見舞いにかけつけるという選択をしていたいら違ったかもしれない。


『まだ』26歳と調子に乗っていた私は、歳をとる概念がなくて、こころも身体もついていけなくなっていたことに気づかなかった。


今回は介護という大きなテーマでお話しをしましたが、


まとめますと.......


ライフスタイルを変えるきっかけは誰にでも起こりえることだなあ。

その際は、大きくドンっ!と変えるのではなく、冷静に考えてから徐々に変えていく、がいいなあ。


と、肝に銘じる思いで書きました。


、、、、本音では、そんな器用に選択できないし、

私は、過去に戻れたとしても同じ選択をしているんだろうなあ、と。


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ひまわり(@himawariblog04)





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