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📖バブルノタシナミ📖

2022年4月18日(月)読了

「阿川佐和子さんって、結構好きなんだよね」とふと思い出して、何かエッセイを読もうと思って、こちらを読んでみました。
好きなんだよねと言いながら、書籍を読んだことはなく、テレビのトーク番組しか観たことなかったんですが。

お父様の阿川弘之さんの「雲の墓標」という本をいつ読んだのかなぁ。
高校の頃だったけ?
その本を読もうと思ったきっかけもすっかり忘れてしまったけど。
本を読んだあとに、阿川佐和子さんが娘さんだと知って、なんとなく興味を持っていたんだと思う。

で、この「バブルノタシナミ」なんですが。
30篇のエッセイ集です。
バブルがキーワードでいろいろなお話があります。
世代としては私の方が若干若いと思いますが、通じるところもありおもしろく読めました。

「カランカラン族」という話があって、ホテルなどの公共のトイレで周囲の個室からカランカランというトイレットペーパーを繰っている音が聞こえるんだが、それがいつまでも続くという話から、トイレットペーパーをどのくらいの長さ使うかという会話に繋がったり。

それで思い出したのですが、昔、友人たちとペンションに泊まったときに、トイレの隣の部屋で寝ていたら、やっぱりカランカランといつまでも続く音が聞こえていて、翌朝にあれはなにしてたんやろう???という話で盛り上がったのを思い出しました。
やっぱりそういう人は一定いらっしゃるんですね、笑笑。

阿川佐和子さんはトークと変わらずエッセイもおもしろいので、もう1冊「おいしいおしゃべり」という本も読んでみようと思っています。

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