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自分の望みを素直に言ってみる


コロナで国境を越えた行き来が制限されるようになって半年が経つ。

私はTwitterで国際恋愛をされている方をたくさんフォローさせていただいているので、他国で暮らす恋人との再会を願うツイートを毎日目にする。

最近では #LoveIsNotTourism 、#愛は観光ではない
などのハッシュタグも拡散されている。


私はこういう「自分の権利を主張する」ことに関してとても消極的で、
初めて #LoveIsNotTourism という文字を見たときも、正直どうなんだろうなあ・・・と少し否定的な気持ちさえあった。


私は、国際恋愛をしている身であるなら、今回のコロナのような不測の事態で発生する不都合にもある程度は耐えなければいけない、耐えること前提で恋愛をしているものだと思っていたからだ。


5年も10年も恋人と会うことが叶わないとなればどうかと思うけれど、
2年や3年くらいなら。恋人と会えないということ以外では不自由なく生活を送ることができ、命の危機にさらされているわけでもない。

この恋愛をすると決めたのは自分なのだから、自分が苦しむことに対しても責任を負うのはやっぱり自分。そこを国家や国際恋愛と関係のない人たちに頼み込むのは申し訳ないというか、おこがましい気がしていた。


でも私のこういう ”冷めた” 考え方こそが最も悪しき立場なのかな、と思ったりもする。

社会には様々な問題があって、理不尽極まりないもの、即急に解決しなければならないもの、大なり小なりあるけれど
「そんな問題と比べたら自分の悩みなんてちっぽけなものだ」と決めつけてしまわずに、自分には自分の権利があることを例え小さな声だとしても上げていくことが未来に繋がるのかもしれない。

私が「国境が開いてくれる日を待つしかない」と決め込み嘆いている間にも、積極的に動いている人たちがいる。


コロナ禍での国際恋愛に限ったことではない。


自分が「どうにかしてほしい」と願うことに関して、それが大事か大事でないかは自分だけで判断するべきじゃない。

社会からの評価は後からついてくる。まずは希望を主張することを遠慮せず素直に口に出すこと。話が始まるのはそこから、なんだろうなぁ。


これからも、好きなことを気ままにゆる~く、書き続けます。いつも読んでくれてありがとうございます!