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神道こそが、すべての宗教をまとめることができる宗教の原点なのかもしれない。

日本に魅せられたイギリスの歴史学者 アーノルド・J・トインビーは、日本から多くを学ばなければならないと主張した。
トインビーは、1967年に伊勢神宮を訪れた時、こう記帳している。
「私はここ聖地において、すべての宗教が根源的に統一されたものであることを実感する」とーー。

そして、彼はこうも言っている。
■自国の歴史を忘れた民族は滅びる。
■すべての価値を物やお金に置き換え、心の価値を見失った民族は滅びる。
■理想を失った民族は滅びる。
滅亡する民族の三つの共通点である。

「12、13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」
結構、衝撃的な発言ですよ。コレは。

・・・・・・・・・ん?
学校の授業で日本史は習った。けれど、古事記や日本書紀、日本神話の勉強はしない。風土記ってなんだ? とりあえず初詣には行くし、ご利益があるならパワースポットにも行ってみたいけど、それでも多くの日本人は神道の勉強をしない。

神話を紐解こうにも、自分たちのルーツを調べようにも、残されたのは改竄された物語だけ・・・。
真実は闇に葬られ、ひた隠しにされて、今では誰もわからない。知る術もない。いや、知ろうともしない。興味がないんだ。知らないんだよ、日本の本当の歴史が嘘で塗り固められ、隠されているということすらも。
そうして、日本人が古来から受け継いで来た精神、魂も歴史と共に滅びゆくーー。だって、そう仕向けられたのだから。

大丈夫か、日本。
このままで本当にいいのか、日本人。
いつになったら氣がつくんだ、日本人ーー!!

『アマテラスの暗号/伊勢谷武 著』読了。
今回はこちらの本をご紹介したいと思います!

神道とはなにか? 天皇家の正統性とは? 日本人はどこからきたのか? われわれにとってタブーでありつづけた、古代史究極の謎。──その鍵は最高神“アマテラス"、そして宮中最大の秘祭 “大嘗祭"に封印されていた・・・。

年内に読み終えられて良かった〜。こちらの小説、なんと500ページ以上あるんです。読書が苦手なわたしにとってはもう大変な分厚さよ!!(ハリーポッターを8ページで諦めた人⬅)
ジャンルとしては小説にはなるんですが、本書のテーマである古代史、神話、宗教は比較的人を選ぶ・・・ノンフィクションとしては出版しずらいので、小説形式にしたと著者はおっしゃっておりました。簡単に言うと、日本版『ダ・ヴィンチ・コード』みたいな感じですかね。歴史ミステリー・エンターテイメント!
しかし、ここに書かれていることはすべてちゃんとした資料に基づいたもの(証拠)で、単なる私説を唱えた独りよがりのファンタジーではない、と。

小説なので読みやすいとは思うのですが、やはりある程度の歴史、宗教、神話、神社や神様に関する知識(日本だけじゃなく、世界の)がないとなかなか話が入って来ないかも・・・。あとは、自分の中で点と点を線で繋げていく、ピースをはめていく作業が出来ないかも。これが出来ず、物語として楽しむだけでは非常にもったいない。

わたしがこの本に出会ったきっかけは・・・なんだったかな? 全然覚えてないんだけど。どこかで、ネットで見かけたのかな?? それから氣になってはいて、Amazonの欲しいものリストに入れたまましばらく手を伸ばさずにいたんですが。ある時、著者の伊勢谷武さんからTwitterでフォローをいただきまして!ご本人のアカウントなのか、未だにわからないんですけど。それで、やっぱり読まなきゃダメなんだなーと思ったわけです。

旅行のお供にもなっていたこの本。
10月に行った福岡旅行。博多で泊まったホテルでチェックインする時に、手に抱えていた『アマテラスの暗号』をカウンターの上に置いたんです。
すると、受付をしてくださったスタッフの方が言いました。「わたしも今これ読んでるんですよ!」そんなシンクロもあるものか、と驚きました。大ベストセラーだったら有り得るだろうけどね。この本には重要なピースが隠されている・・・そう、感じざるを得えませんでした(笑)

「日本人の魂は抜かしてもらうよ」
「この醜く危険な化け物は倒れはしたがまだ生きている。われわれは世界の安全のためにこれから徹底してこの怪物を解体しなくてはならない」
読みながら、ふつふつと怒りが沸いてきました。こんなこと言われてたんだよ??
戦後の日本弱体化の策略。それを何も知らずに当たり前と受け入れて生きてきた人ばかり・・・それがこの結果よ。日本人が和の心を見失い、思考力までも失った。日本という土地がどんどん他国に奪われていく。世界最古の王室、天皇家がありながら自分たちのルーツさえわからない。こうしてジェノサイドは静かに静かに進められていくーー。

世界の縮図であり雛形である、龍の姿をした日本。超古代文明の血統と精神を受け継ぐ日本人は、世界の支配層にとってそれほどの脅威なのだ。けれど、魂に深く刻まれた記憶は消せやしない。日本の氣高き神聖な精神が失われることは絶対にない、と信じている。いや、信じるだけではダメなの。必ず守ってみせる。

ネタバレはしないように書きますが・・・
読み終えた時にやっとわかったのよ!!
しばらく前に、イエスからのメッセージがあり珍しく教会に行きました。そしてね、聖書に関して簡潔にまとめられている本を読んでみたり、イエス・キリストのヒストリーチャンネルを見たりしてお勉強しました。
聖書は歴史であり預言書。絶対に避けては通れないことをわかっていながらも、長いから途中で心が折れそうで手を出せずにいたのです。
『アマテラスの暗号』を読む前に、少しお勉強しといてよかったよ!ね、イエス様!!

著者の伊勢谷さんは、「日ユ同祖論。この話を聞いた時は単なる笑い話だと思っていた」とあとがきで語られています。日本とユダヤ・・・そんな遠い国になんの関係があるの? はじめて聞く人には何がなんの事やらちんぷんかんぷんかもしれません。
わたしが日ユ同祖論を初めて耳にした時は、特に驚くこともなかったし、ましてや否定なんてする氣もなかった、と思う。
それは、そうと知った時すでにある程度の共通項を見つけていたからかもしれないし、魂が記憶していたから・・・かもしれない。
今や、日ユ同祖論もニギハヤヒも自分の中では当たり前となっているけれども。物語の中で、日本とユダヤの不思議な共通点は次々に確証となっていく。「それは氣が付かなかった!」ということばかりでした。まじか、まじか、すごー!って感じです(笑)
でもやはり、わたしが一番知りたいのはそれよりもっと前のこと。ニギハヤヒ側の本当のところ・・・。ある人は言っていた。「ユダヤから渡来してきたんじゃない、日本から向こうに渡って帰って来たんだ」と。だからその真実を知るために、リアル『アマテラスの暗号』を体験していかなくちゃいけないんだろうね。

真の八咫烏は二本足。八咫烏が伝えに来た、ということはこの物語の信憑性はぐ〜んと・・・。カラスは神様の使者としてよくやって来るんだけど。
この前さ、お家を出たら、一羽のカラスが玄関前の塀に止まったんです。そこでじっとわたしを見ながら「カァカァ」何か言ってるわけ。カラスとの距離ほんの1メートルくらいよ。「すいませんねぇ・・・ポンコツなもんで、君が伝えに来てくれた言葉を今すぐ人の言葉に訳して理解するのは難しいんだわ」と返して、でもきっと高次元の魂では受け取れたと思うから!!たぶん、今になって少しは使者の言伝を理解できたんじゃないかなぁと思います。

来年のお誕生日は小豆島に行きたいと思ってたけど・・・それは叶わず別の場所になりそうです。
次なる神事、旅の舞台は元伊勢。と、あわせて行きたい元〇〇。10月に行った宗像大社の中津宮にも真名井があったから繋がるしね。
と、その前に箱根に行って、星の王子さまからのメッセージをしっかり受け取って来なきゃならんのだけど!!

最後に。小説好きの読者からは不評だったと書かれていましたが、それは仕方ないのかなとも思いました。キャラクターに感情移入出来るようなお話でもないと思うし、これは小説好きな人が読むものではなく、真実を探求する人が読むべきものだと思う。
『アマテラスの暗号』がこれからも幅広い層の方々に読まれ、各自が日本のルーツに興味を持ち、自分なりの結論を得るために歴史を調べるきっかけとなることを願う・・・
このような著者の想い、それにわたしの想いも重なるため、今回noteに書くことにしました。

ご縁を感じていただけた方は、是非とも読んでみてください。特に神社仏閣巡りをされている方、御朱印集めをされている方!少しでも、少しでも、隠された真実を、日本人が古来から大切にしてきた神聖な精神を知ってから参拝されてください。ご利益があるから? 個人的な願いを叶えてもらうために? 違いますよ、そんなもののためにわたし達は聖地へ赴き祈るのではありません。わたしと一緒にやりましょう、リアルアマテラスの暗号を!(笑)

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