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通勤通学時間の学び

岩手日報より 2022・9・3

 地元紙でこのような記事を目にしました。
 町議会議員から遠距離通学への教育支援を求める声が上がり、予算化に至ったそうです。

 素晴らしいアイディアだと思いました。
 実は気づきそうで気づかないところですよね。

 1時間の通学(通勤)時間があったら、大概の人は寝たりボーッとしているのではないでしょうか。
 または、スマホで音楽を聴いたりゲームをしたり。
 自身通勤で毎日合計1時間は電車に乗っていますと、殆どの方がこのような過ごし方をしているように見受けられます。
 寝て過ごすのは全く熟睡になりません。むしろ夜の熟睡の妨げになります。結果として時間のムダです。
 音楽やゲームも悪くはないのですが、できれば学びや生産性につながる活動をしたいものです。

 良い過ごし方だなと思うのは、読書や新聞を読んでいる方。
 書き物は振動があるため難しいですね。
 パソコンを持ち込んでの生産活動は、テーブルを備えた新幹線などに限定され、さらに、荷物が増えることとキーボードの音などに気を遣わなければならないのでしんどいですね。

 スクールバスにモニターを設置して教材を視聴してもらうという、この岩泉町の実践は、学校統廃合が加速する今後において、他の自治体においても是非取り入れていって欲しいと思います。

 毎日1時間の積み重ねが365日となると、どれだけの学びにつながるか!

 予算の関係でモニター設置とまで行かなくとも、サブアイディアならいろいろあります。

  1. スピーカーから音源による教材(本の読み聞かせなど)を提供する。

  2. 車内にWi-Fiを設置し、児童生徒の端末に教材提供をする。

  3. バス車内に本棚を設置し図書室の本を置く。

  4. NIE(Newspaper in Education)の目的でバスに新聞を置く。

  5. バス車内に単語帳的な1問1問形式の教材を置く。

 などなどです。
 他にも良いアイディアがあったらみんなで出し合って、有意義な通勤通学時間の学びにつなげたいものですね。

 私自身はAmazonのAudibleで耳から読書をもっぱら楽しんでいます。
 とてもオススメです!

 Amazonさんには教育支援に向けたプランも検討して頂けたら嬉しいですね。

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