阿多棒庵

好きなことだけ書いてる趣味の日記。

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最近の記事

われらは遠くから来た‥そして遠くまで行くのだ

相原コージ先生の「ムジナ」は、生きるをテーマにした忍者漫画です🥷🏻✨ 自分のために生き抜くことは無理で、人は人のためにしか生きられない。ムジナをみているとそう思います😺 よく「明日死ぬと思って生きろ」とか言うじゃないですか😮‍💨全然そんな風に思えたことない🥹 そこで、5年後に安楽死する‥と仮定してみた👩🏻 私の人生はあと5年で終わる!って想像したら、驚くほどに生きやすくなったの~🫡 人に対する依存と執着が薄くなったカモ🦆 飢餓・疫病・戦争を克服した現代人の新しいプ

    • 冥府魔導に生きる道

      「子連れ狼」を読了しました。 声にならず口をあけて泣いてしまった。 小池一夫さんも凄いですが、小島剛夕さんの劇画も素晴らしいです。小島剛夕さんって白土三平さんの元お弟子さんなんですよね。やっぱり白土三平さん 凄すぎる。みんな天才‥! 子連れ狼といえば、父と子の親子の話ですよね。途中までは、(父)拝一刀 と (子)大五郎 の話だと思っていたんです。 でも、あの最後のシーン。 拝一刀の宿敵 柳生烈堂(柳生義仙)が大五郎に言う「わが‥孫よ‥」。この台詞はそのままの意味では

      • 大峰山にある前鬼村

        役小角が大峰山にいたとき 二鬼と出会いました。 咒念のご利益をもって 彼等を人に変身させました。 夫の名前は「赤眼」 妻の名前は「黄口」といいます。 五つの子供を産みました。 「鬼一」「鬼次」「鬼助」 「鬼虎」「鬼彦」と名づけました。 彼らは、箕面山に住んでました。 いく千人もの人を殺しました。 小角は方便を使って(真の道に導くため) 二鬼が最も愛していた鬼彦を隠しました。 二鬼はたちたち驚いて 上は天井にも昇り 下はあの世の黄泉の国にも行き 宇宙までもくまな

        • 役行者と神通力

          江戸初期の兵法家「阿多棒庵」は 修験道の開祖である『役小角』の道統を 継いでおられることはご存じか? そこで、阿多棒庵のリスペクトすべく 役小角(えんのおづの)について調べてみました。 まず、役小角は男性です。 役行者(えんのぎょうしゃ)とも呼ばれます。 飛鳥時代のひとです。 629〜641年産まれでしょうか。 空海が高野山を開く200年近く前ですね‥! 天智天皇・天武天皇・持統天皇 文武天皇(662〜699年)の時代に 大和葛城を中心として 呪術者(神通力)として世

        われらは遠くから来た‥そして遠くまで行くのだ

          蚊の心と観受

          カムイ外伝 15巻 「掛け捕り」 孤独な老川漁師の清次さんとカムイの話ですね。 人は自分の何かを 後に残してゆきたいものです。 清次さんにとって残したいものは 川漁師としての熟練した技術 「抱き捕り」「掛け捕り」でしょう。 冷たい水の淵の深場に潜んでいる 鯛を捕まえるための「抱き捕り」は 以下のコツがあるようです。 魚が体温を求めて寄ってくるまで 動かずに待つだ 息を止め、動かずに待つには 魚の心になりきるのだよ‥ 魚の心になりきる‥まさに観受ですね。 「観

          蚊の心と観受

          下人のような酷暑

          春は花 夏は泉に 秋は月 冬は雪をも 友とこそすれ なんていう如雲斎の言葉さえも よく分からなくなるくらいの暑さですね。 もはや泉は枯れよう暑さでは。 そのうえ、世界はひどい不景気です。 今月はなんとか生活費を稼げたが、 来月はどうだろうか?頑張らねば‥ 不安ゆえに、月の固定費を抑え、 質素な生活を送っています。 そんな私の楽しみは 推し活・漫画・落語です。 先日、推しに 「推しの細胞になって体に残りたい」 と言ったら 「それ、ガン細胞」 と言われました。

          下人のような酷暑

          舞茸をご存知か?

          白土三平のカムイ外伝 9巻 「変身の色②」 のラストシーンに出てくる舞茸の汁。 人柱となって、死を生きた舞様の命日に 村人たちが舞茸の汁を飲んで、笑い、舞う。 彼らが食べた舞茸の汁というのは「大笑茸」といういう毒キノコで、現在食用にされている舞茸とは異なる。オオワライタケを食べると人は興奮し狂乱状態となり、笑い舞うといわれている。 ゆえに古人は、これを「舞茸」と呼ぶ。 現在食用とされている舞茸というのは、どんな料理でも美味しい幻のきのこであり、その生える場所は、秘中

          舞茸をご存知か?

          帰省という名の修行

          先日、数年ぶりに実家へ帰省しました。 家族に会うのは億劫でしたが、妹の赤子が産まれたので致し方なく。 私の妹は、そうですね。 源氏物語に出てくる六条みたいな女なんで。 まあ、やっかいです。 甥っ子は、可愛かったです。 何にも縛られず自由に生きて欲しいですね。 母は相変わらずの依存体質でした。 あの手この手を使って私に依存しようとするので阻止しましたが、根性負けです。 東京に戻って、カムイ外伝の漫画を母に送ることとします。 白土三平先生の「生きるための教科書」が、母

          帰省という名の修行