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フリーランスって”手づくり感”すごい。新卒2年目でフリーランスになって、3ヶ月経った今、思うこと

2019年3月16日から、フリーランスの編集ライターをやっています。
森野日菜子です。新卒2年目の年です。
前職はオウンドメディアのコンテンツディレクターをしていて、旅メディアを運営していました。
今は、編集・ライティングと広報を軸に仕事をしていて、roomie.jpやgreenz.jpで書いているのと、きびだんごというクラウドファンディングの会社で広報PRをやっています。

と、いう自己紹介をたくさんした3ヶ月。

にんまりしてしまうほど幸せだなと思う瞬間と、乾ききった向かい風に当たるような瞬間と。3ヶ月でこれほど感情が揺れ動いたのも、今までの人生はあまりなかったことかもしれません。

自分のための振り返りと、フリーランスになりたいと思っているどなたかに向けて、3ヶ月経った今思うことをまとめてみました。

この3ヶ月で、できたこと

①生きること
②お金をもらって、記事を書くこと
③フリーランスや同年代でおもしろい働き方をしている人に出会うこと
④自分の何が人の役に立つのか、真剣に考えること
⑤平日にお休みができて、空いているカフェでゆっくりすること
⑥夜7時すぎには夕飯を食べること
⑦読書の時間を持つこと
⑧ベランダで植物を育てること
⑨嫌なこと、嫌な場所、嫌な仕事を断ること
⑩仕事、生活に”ありがとう”を感じること

こうやってざっと並べてみると、「なんだ自分、ちゃんと生きてるし大丈夫じゃん」と思えます。

悩むことはいっぱいあるけれど、フリーランスになっていなかったら見えなかった景色をみて、出会えなかった人たちと出会っている。そんな風に思えているだけで、充分な気がしてきました。

「あと5年、10年経ってからでもフリーランスになれるじゃないか」。そうやって幾度となく言われてきましたが、23歳の今フリーランスになったからこそ、仕事の難しさや楽しさ、生きることの大変さと尊さを全ての感性を使って感じることができる。
そう思います。

この3ヶ月で、できなかったこと

①1週間のうち、1回も泣かないこと(たくさん泣きました...笑)
②お金的な余裕を持つこと
③週に2日休むこと
④「できません」と言うこと
⑤noteを毎日続けること

嘘ではなく、意外と「できなかったこと」はこのくらいしか浮かんできませんでした。とはいえ、5つは私の中で大きな課題ではあります。

たくさん、泣いたなあ。(遠い目)

意味もなく不安になって、自分なんて何も出来ないと思い込んで、お先真っ暗や!!!みたいなことにはよくなってしまって、その度にどうしてフリーランスになりたかったのかを自分に問いました。

契約書の内容からはみ出したことはやりたくなくて、自分の時間がお金に見えてきて、どんどんつまらない仕事の仕方をしてしまっていた日々もありました。

”私が”やらないといけないことが多くなって、潰れるよおお〜〜と泣き言を言う日は、この先も続くのだと思います。

これからのこと:手づくりな日々、続けます

そういう時間を過ごして、3ヶ月経ったいまの頭の中にあるのは、

「この人のためにいいものをつくりたい」という自分の気持ちにまっすぐ素直に、仕事すること。

お金とか将来のプランとかを考えて仕事を選べるのはすごいことだけれど、その前に私は仕事を通じて誰かを幸せにできる人でありたい。フリーランスになって会社にいた時は出会わなかったような人たちに出会って、その度に「この人の力になりたい。一緒に何かやってみたい」と思います。

そういう気持ちを殺さなくていいのがフリーランスでもあり、若いからこその働き方でもあるとも思っています。

大変なことは、いろいろあるんです。甘ったれたことを言っている場合じゃないこともたくさんある。

でも、自分の両手で必死にこねくり回しながら、崩れそうなところを慌てて直したり、うれしい気持ちを山盛り乗せたりする、この手づくり感満載な日々を楽しんでいる自分がいます。

どうか、あと3ヶ月、6ヶ月、1年、そしてずっと先まで、この気持ちを忘れずにいられますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。