「夫婦は気を遣うべきもの」なんて、夫に思わせたくない。脳内理想妻との戦い
今朝、夫がこんなツイートをしていました。
これを見て思ったんです。あぁ、もし結婚する前の私がこれを見たらショックを受けるんだろうなぁ・・・って。
「夫に気を遣わせるなんて妻失格」
「夫は大黒柱としてお仕事を頑張ってきてくれてるんだから、家にいる間は少しでもリラックスして過ごせるようにしてあげよう」
私はずっと、そう思っていたから。
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私は元々、家事は自分がすればいいと思っていました。
共働きとはいえど私の方が給料は少なく、勤務時間も固定の派遣社員。土日くらい、仕事帰ってきてからくらい、彼をゆっくりさせてあげたい。
私が思い描いていたのはまさに「理想の妻」でした。
実を言うと、今も悩んでしまう時があります。
仕事をして家事も育児もして私にも気を遣って、夫はそれで本当にいいんだろうか。こんなはずじゃなかった、こんな生活イヤだって思われてたらどうしよう。
もっと自由に、楽しく生きられるようにしてあげた方がいいんじゃないか。夫は、私と結婚して本当に幸せだろうか。
心のどこかで「理想の妻」を夢見ているかぎり、この思いは消えないのかもしれません。
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もし私が思う「理想の妻」になれたとしたら、たしかに夫は楽になるかもしれない。毎日楽しく気を遣わず生活できるかもしれない。
でもそうしたら「私は」どうなるんだろう。
夫のために、夫が快適に過ごせるように、そればかり考えて生きていくことになるのでは?物理的にも精神的にも負担が増えて、しんどくなって・・・
「夫が快適に過ごすために、妻が負担を引き受ける」
それは対等な夫婦の形なの?本当にそれが私の理想なの?
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今の生活は、私が夢見ていたものとは少し違います。
夫も私もお互いに気を遣って、言い方によっては「顔色をうかがい合って」生きている。
でもそれは、ひたすら夫の顔色をうかがってビクビクしていた結婚当初とはまったく違います。
私は、前より夫のことが好きです。
ただ単に「いろいろやってくれるから」ではなく「力を合わせて一緒に生きていると思えるから」
家のこと、息子のこと、家事も娯楽も、いろんな毎日の生活を「一緒に作っている」
それはとても心強くて、楽しくて、嬉しい毎日です。
夫婦は他人。
思いやりと感謝を忘れず、生きていきたいと思います。
※ブログ「ヒナスイッチ」 2018年1月17日の記事を引越しました
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