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できたてあつあつの本

横浜妙蓮寺で行われていた小さなまちの本の催し、本や街のイベントに行ってきた。このイベントのことは、インターネットラジオの「本とこラジオ」を聞いて知り、行きたいなと思っていた。
けれども、関東に雪がふるかもしれない予報があったので、行かれるか微妙だったので、今朝起きた時に、雨で良かったと安心した。

妙蓮寺は昨年12月にも行ったので、2回目。その時は電車で行ったのだけれど、今日はオットも一緒に行くということだったので、車で向かう。オットはイベントの場所の近くに気になるカレー屋さん、サリサリカレーを見つけて、ここのカレーを食べたいというので、まずはカレー屋さんが目的地に。

ちょうどお昼頃にカレー屋さんに着くと、3組ぐらい待っていた。ここのカレー屋さんのコンセプトが「一部の人に理解されるサリサリカレー」。なるほどなるほど、万人受けを狙っていないのかと。その言葉に惹かれて食べてみたくなる。10分少々待って、中に入ることができた。メニューは1種類なので悩む必要がない。出てきたカレーは骨まで柔らかいチキンカレー。確かに、万人受けはしないかもしれないけれど、一部の人には好まれる味、というのがよく分かる。サラダとチャイがついて1300円。お腹も心も満足。

オットが事前に予約できる駐車場特Pで予約した駐車場が住宅街の中。でも、そのお陰で、ちょっと変わった細い路地を歩くことができて、探検気分を味わえた。横浜は坂のまち、とは知ってはいたけれど、こんなに細い路地がいろいろあるとは。

本屋さんにたどり着くまで、寄り道をして、到着したのが13時半ごろ。まずは生活綴方という本屋さんを覗く。本のイベントということで、結構人が来ていて、小さなお店が混み合っている。そして、ちょうどその頃に「妙蓮寺まち歩き」のイベントが始まった。予約をしていなかったのだけれど、誰でも参加できますというので、なんとなくそのまま参加することに。妙蓮寺と本屋さんがどんなつながりで始まっていったのか、そして、今日のイベントの行われている他の会場まで歩きながら妙蓮寺のまちのあれこれを聞かせてもらう。

今回は5軒くらいの会場で、本屋さんや、個人で本をつくっている人が出店していた。手づくりの本やZINEもたくさん。古民家の会場では楽しみにしていた「本とこラジオ」の矢萩多聞さんのAMブックスが出店していた。じっくりゆっくり本を手にとりながら選ばせてもらう。

多聞さんが「今朝、できたての本ですよ」と教えてもらった本からは、できたてほやほやのあつあつさが伝わってきた。本も生き物みたいだなと思う。じっくり選んだ本は三冊。多聞さんにサインもしてもらう。ああ、うれしい。


今日の収穫本

夕方帰ってきて、本を広げて、またうれしい。本にまつわるイベント、本をめぐってまちを歩くこと、どれも楽しかった。妙蓮寺は空が広くて、商店街がいい感じで、小さいけれど熱いエネルギーを感じるまちでした。また行きたいまち。


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