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今年の4本目

今年の4本目、Mio fratello rincorre i dinosauri、観ました。

障害のある兄弟姉妹を持つ人たちは、きょうだい児と呼ばれます。彼等の生活は、きょうだいが中心。親に甘えられない寂しさや、障害に対する恥ずかしさ。

そんなきょうだい児特有の葛藤や悩みを抱えて成長する人も多くいます。この映画も、ダウン症の弟を持つ少年の物語です。

彼は、弟のことが本当に好きなのに、彼の存在をオープンにできず、「弟は自分より先に死んでしまうかもしれない」と不安に襲われたりもします。

「愛していても、差別や偏見を抱くことはある」と知ります。そして、「障害の受容には、当事者だけでなく家族にとっても時間が必要なのかもしれない」と。

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