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三つ子育児 普通ってなんだ?

四児の父。三つ子とお姉ちゃん育児奮闘中です。令和になって三つ子が生まれました。お姉ちゃんのときはオムツ替え実質2回の育児全然しなかった父親が三つ子と向き合う中で考えたことを記します。今回は、「三つ子育児 普通ってなんだ?」について書いていこうと思います。


自分は普通に暮らしてきたと思っていた。普通に学校に通って、就職して、結婚して子ども生まれて、それなりに仕事して。普通に暮らしてきたと思っていた。普通に子ども二人目が欲しくて、なかなか恵まれなくて、不妊治療していたところに三つ子妊娠がわかった。三つ子!?ってなって、正直あせった。だって普通じゃないじゃん。

普通って、いったいぜんたい何なんだろうか。

三つ子が生まれて少し大きくなって外に出かけられるようになった。お姉ちゃんもいれて家族6人でのお出かけ。でかけた先、例えばショッピングモールでのお昼ごはん。食べるものの確保、食べる場所の確保は、大問題だ。11時や11時半。飲食店や飲食スペースが開店した途端に場所を確保し食事をする。これが三つ子と出かけるようになってからのわが家のスタンダード。もちろん予約出来る場合は、予約もする。普通は、十二時過ぎてからお昼休みだろうけど、それだとまともに食事できない。今のわが家では、お昼ご飯が早いのは、普通だ。というかこのスタイルが普通になった。普通は、変化する。

よくよく考えてみると、自分にとって、もう三つ子がいる生活は普通だ。三つ子のうち一人は、発達遅くて世間的には、障がい児に入るけど、わが家では普通に過ごしている。普通って、その時その時で変わるのだなぁ。

仕事はどうだろうか。普通に残業する。普通に有給は使わない。日本人的サラリーマンだった。三つ子が生まれて、コロナ禍もあいまって、リモートで残業なし、有給も躊躇なく使う、に変化した。これは自分のやりくりだけではうまく行っていなくて部署や周りの方への感謝が大きい。

ここまで考えて見ると、「普通に」って「当たり前に」と言い換えられるかなと。

「当たり前の暮らし」
「三つ子がいて当たり前」
「残業して当たり前」
「有休使い切らないの当たり前」
みたいな感じ。

自分にとって当たり前だと思っていた暮らしは、他の方にとっては当たり前じゃない。当たり前じゃないことだと思っていた三つ子との暮らしも当たり前になってくる。当たり前だと思っていた残業もなくせるし、当たり前に有給使えるようになる。


見方によって当たり前は、変わる。
状況によって当たり前は、変わる。
そして、当たり前は、変えて行くこともできる。

こんな当たり前のことに気がつくのにどれだけ時間がかかったのだろう。でも三つ子とお姉ちゃんのいる生活のおかげで当たり前のことに気がつくことができた。これだから三つ子の育児はやめられない。やめようと思ってやめられるものじゃないんだが。


本日は、以上です。

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