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【じーじのもろもろ】マシュマロチャレンジって知ってますか?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです。

さて今日は、マシュマロチャレンジを紹介します。

★☆☆

簡単なゲームなんですよ。動画投稿も沢山されています。
使うのは①スパゲティー20本、②ひも90cm、③セロテープ1つ、④はさみ1つ、そして⑤マシュマロ1個です。

この道具を使って構造物を作っていきます。一番高いところにマシュマロをくっつけてマシュマロの高さを競うチームゲームで制限時間は18分です。

1チーム4~8名(公式ルールは4名のようです)でチーム分けしたら、さあ、ゲーム開始です。
ところが18分後に構造物が出来てマシュマロがちゃんとついたまま壊れずに記録が計測できるテーブルよりも記録0cmのチームが続出します。

何故なのか?下記の動画がその理由を教えてくれます。👇
7分くらいなので是非みてください。(何だ英語か?と思わずにユーチューブの「字幕」を設定して見てくださいね⁉)

昭和人が牛耳る社会(忖度・斟酌)がいかにイノベーションを阻害してきたかの理由が科学され、米国では教育されて、みんなが賢くなって日本が追い付けなくなってきています。

どうでした動画? 考えさせられますよね。

イノベーションには、「0→1」「1→10→100(”1→100”と書きましょう):新規ビジネスとして成功段階」の2つの違ったステージがあると思います。

アイディアの発明・発見の「0→1」ステージとビジネスとして成立させる「1→100」ステージの2ステージです。

さて、このマシュマロチャレンジの示唆していることは、イノベーションに必要な「0→1」は意図して起こせるということです。

☆★☆

日本人は、イノベーションとはある特殊な才能をもった人が発明することから起こるといったイメージを「0→1」に対して持っていると思います。

でも、マシュマロチャレンジが示唆しているのは、そうではないのです。
トライ&エラーの考え方を科学した「デザインシンキング」なる手法を使えば、イノベーションの初めの一歩「0→1」は誰でも、どんな企業でも起こせることを示していると思うのです。

つまり「0→1」(今までなかったような製品やサービスのアイディア、つまり「1」を生む)は、案外簡単なんです。

実は日本でもはいて捨てるほどの「1」が生まれています。
そして、はいて捨てるほどのPOC(Proof of Concept:要するに実証実験)が行われています。

ところが日本ではPOC止まりで大きなビジネスに育たないのです。
日本は「POC貧乏」と揶揄されるPOC天国の国です。

POCまでは行くけど大きなビジネスに育たない。

☆☆★

新規事業を産み出せない。そういったジレンマに苦悩しながら企業の最前線でPOCを担当されている方からはこんな話を聞きました。
「じーじさん、私らのことをみんながどんな風に茶化すか分かりますか?」
(分かりません?)
「また、和尚さんが来たぞ!って揶揄われるんです。」
(はっ?)
「ぽっく、ポック、POCの和尚さん、またPOCかい?」

つまり問題なのは「0→1」(POC)ではなくて「1→100」(事業化)なのです。

実は儲かるビジネスに育てることの方が「0→1」よりもはるかに難しいのです。

どこで差が付くのか? ※フレームワークだと思います。
ビジネスにおけるフレームワークは、経営の意思決定、分析、問題解決、戦略立案などの枠組み、要するにマネジメントの基盤(マネジメントシステム)です。

「1→100」フレームワークがしっかりとある会社とそうでない会社では大きな差が付きます。
じゃあその「1→100」フレームワークって何だ? 
残念ながらじーじには分かりません。

でもリクルートや最近ではキーエンス、そして米国のGAFAMにはあって多くの日本の組織にはないものだと思っています。

例えば「ギガスクール構想」なる国の方針で学校に一人1台のPC整備やネットワーク基盤整備が進み始めていますが、教材をWEBで提供するサービスは有望でないかと思いつく「0→1」は誰にでもできます。

だけどリクールトの「スタディサプリ」のようなサブスクモデルが事業として「1→100」に育って成功する会社は一握りなのです。

じーじなりに分かっていることは「1→100」フレームワークには結構長期の視点が必要だということです。

特に人への投資にマネジメントシステムがある会社が強いのだと思います。

多くの会社は口ほどには「人への投資」を真剣に考えていません。
人の育成の方針から始まり、教育への投資額の考え方、目先の収益に繋がらない長期を見据えた「人」への投資がフレームワークに組み込まれて回っている会社と人を安く雇う競争にだけ余念のない会社では、イノベーション力に大きな差が付くことだけはじーじにも分かっています。

教育研修費を単なる一費目としてコストと考える会社のあかんたれ役員は言います「前年比でいくら減らすんだ?」

「会社」を「国」に置き換えても同じことが言えると思いますよ。
30年無成長なある国が証明していますからね⁉

頑張れZ世代!

月曜日なので「じーじのボヤキ」シリーズの日でしたが、お休みしました。

代わりに今日は、ハスつかさんのこの記事👇にコメントした時に思い出したマシュマロチャレンジのことを記事にしてみました😊


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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