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【身辺雑記19】WHILLのある生活の件

電動車椅子WHILLのユーザーになってから4年になりました。ほぼパートナーみたいになっていまして、なくてはならない存在となっています。ここのところ天気も良く、こうやって天気が良いと出かける際には本当に便利ツールだと実感します。こんな写真も実はWHILLでの通勤の道中で撮影。

自宅からの通勤路

電動車椅子は歩行者扱いとはいえ、感覚としては車か自転車かという感じです。私は基本的に運転免許を返納した者なので、他人のサポートがなければ長距離の移動が出来ません。思い立ったら自分で行きたいところに出かけられないのは不自由でありますが、最近はそういうものだということで慣れて来ていて、皆様にお助け頂いています。

先日東京に行った知人がこんな写真を送ってきてくれました。東京モーターショーです。パーソナルモビリティが自動車と同じ土俵に立ってきてますね。これは場内でのデモンストレーションで案内用ということかと思いますが、街中にこれがあったら便利そう。レンタルサイクルスポットのようなWHILLスポットが広がる感じがします。観光地等が便利になりそうですね。貸し出しサービスをしたくなります(笑)

レンタルサイクルステーション的な

WHILLで移動をするようになって、やはり便利だなぁと思うのは「鉄道」「新幹線」。これらは有難くも他人が運転してくれる公共交通機関なので、遠慮なく頼ることにしていますが、パーソナルモビリティとの組み合わせで、結構な遠出も可能。WHILLはブレーキ状態がキチンとロックされるので、勝手に動いてしまうこともなく、新幹線もトキ鉄も快適です。
ここのところ、北陸新幹線で糸魚川駅まで行った件、北陸新幹線で金沢駅まで行った件、トキ鉄で直江津駅へ行った件など、経験は増えています(笑)行動範囲は広がっています。実は今年はもう1回乗ることになるかも。
一人旅では概ね自分の力で動けるかな?と思うのですが、ちょっと気になるのはスロープを架けて頂くという作業。だいたいエレベーターなどの状況は分かってきて自分が「行けない場所」というのは分かるようになりましたが、車椅子ユーザーにとってこれだけは皆さんのお手間をかけることになりますので、いつも恐縮なのです。

こちらはトキ鉄さん。上越妙高駅のホームは新しいので、車両とホームの隙間が少ないのですが、別の駅ですと結構大変だったりします。

スロープを出して頂き
架けてもらいます

この作業にお手間をかけてしまうのは恐縮なのですが、あとは概ね一般的な動きがWHILLのお陰で出来るようになってきています。自分の体調の回復とそれを補助するWHILLの存在により、シームレスな移動が出来るようになってきました。ありがとうございます。

この件については昔、城西国際大の学生さんが調べたことがありました。
こういうルポは貴重ですね。


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