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【身辺雑記39】「何があっても、だから良かった」

昨年亡くなったMさんのお別れ会でした。佐渡から上越に戻ってから地域観光分野の先輩として、フルサットを始める前、始めた後は上越妙高駅周辺の可能性に賭けた事業者の先輩として、「おい、どうだね、最近は」とフルサット雁木下で会うといつも気にかけて声掛けしてくれていました。フルサットのオープンの際にまちづくりする上で重要な『街の新しい秩序』の話で持論を熱を込めて語ってもらったこと、2017年の末に私が倒れて、年明けにメッセージで病院から自分の無事の報告をしたところ

『「何があっても、だから良かった」。私の個人指針です。歩めば進みます。以上』

と送ってくれたのは今となっては至言だなと思います。病室でこのメッセージをもらって点滴の管が取れていない私は涙が出そうになりました。その後、お陰様で背中を押されて、復帰後はwhillを使った妙高いもり池でのタクシー実証実験などでご一緒させていただき光栄でした。

自分の親と同じ世代ということもあり、地元の企業の大先輩として尊敬しつつも、失礼ながら親戚の厄介な叔父さん的なキャラのMさんとお酒を飲むのが楽しかった。誘われると体調に留意して臨んだものです(笑)お店は高田仲町ではいつものあの店(笑)フルサットでハシゴしたのも思い出です。

そんなお世話になったMさんが亡くなったのはとにかく残念です。心にポッカリ穴が、しかし、時間は戻せない。ここから我々世代がどうすべきか、いつも見られていると思うこととします。合掌。


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