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【3選】甲子園のココを見て!

年末のテレビといえば紅白歌合戦、お正月のテレビといえば箱根駅伝、のように季節を感じるテレビ番組ってありますよね。夏といえば甲子園ではないでしょうか。感動的で各都道府県の代表がしのぎを削って戦うわけですから、出身県を応援したくなりますようね。

コロナによる外出自粛でおうち時間が増える中、「甲子園で観てみるか」とリモコンに手を伸ばす方も多いのではないでしょうか。

しかし、野球の試合のどこを見ればわからないという人も多いと思います。ルールは知っていても、試合が長く見飽きてしまいがちです。

そこで今回は、甲子園の見どころを3つに絞って紹介したいと思います。
ここでは、野球はしないが試合観戦が好きな方から戦術・采配面で勉強したい野球の指導者まで幅広い方々をターゲットにご紹介したいと思います。


1.初回の攻防

 試合が始まってすぐの初回。野球は何といっても初回が大事です。試合の流れはほぼ初回で決まるようなものです。
 例えば、初回を0-0で終えたら投手戦になることが予想されます。送りバントやスクイズなど小技で点を取る展開が多くなります。
 また、1-0や2-1など1点差で終えた場合は逆転に次ぐ逆転の展開、いわゆるシーソーゲームになることが多いです。この時は逆転のチャンスが随所に現れるので、見ごたえがあります。
 そして、2-0や3-0など、初回で大きくリードをしている場面は打撃戦になることが多いです。10-3のように大量得点で大勝するか9-7のように接戦になりがちです。
 このように、野球は初回を見ることで試合の流れがおおよそ決まっていきます。どんなにいい投手でも、立ち上がりは完璧ではありません。初回に取った点が決勝点になることもしばしばあります。


2.タイムがかかったとき・試合が中断したとき

 野球には攻撃側・守備側共にタイムをとり、選手に指示を出したり間を置くことで試合を止めることができます。ピンチの時に内野手がマウンドに集まり、時にはベンチから伝令が走る姿がよく見られますね。
 ここで観ている人は休憩時間ではなく、自分が監督なら守備のシフトはこうする、バッターにこんなサインを出すなど想像をふくらまして試合を見守るといいでしょう。一緒に見ている人で話し合うと面白いかもしれませんね。
 他にも代打を出したり守備を変えたりなど、交代した選手がプレーで流れを変えることもあります。これについて語ると1記事かけちゃうので、ここでは省略します(笑)


3.ランナーが得点圏にいるときの攻防

 最後は、得点圏にランナーがいるときの攻防です。ちなみに得点圏とは、ランナーが2塁や3塁にいる状態のことです。ヒット1本で点数が入るわけですから、野球の一番の見ごたえでもあります。
 バッターを信頼して打たせるのか、スクイズやエンドランなど技を使って点数を取りに行くか監督の手腕が発揮される場面で、当然試合の勝敗に大きくかかわります。
 ちなみに2アウトの時は、「ヒットを打つか投手が抑えるか・・・どっちだ」と考えていると意表を突かれます。2アウトの時は打つ以外にもセーフティーバントという選択肢もあります。過去の甲子園で、0アウト1塁から3者連続バントをして1点を取った高校もあります。そんなまさかと思った方はぜひ調べてみて下さいね。


 以上、甲子園の見方として「初回の攻防」「タイムがかかり、試合が中断したとき」「ランナーが得点圏にいるとき」の3つを紹介しました。いかがだったしょうか。自分の応援する高校を事前に下調べしてから試合に臨むとさらに面白さが増しますので、ぜひやってみてくださいね。

 余談ですが、私ひらぶーは今回の甲子園を全試合観ながらスコアをつけてみようと思います。理由の半分は趣味で、半分は指導に生かすためですね。スコアを付ける必要はありませんが、オリンピックで野球の日本代表が金メダルを取り、野球ブームが再燃しつつあるので、この勢いに乗って甲子園で野球ブームを加速してほしいですね。ほなまた。

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