見出し画像

映画で覚える、使える英語 #1 Practical English from Movie Quotes

「映画で覚える、使える英語 」について
この記事では、映画に登場する台詞の”日常的に使える簡単英語”を紹介します。
海外のテレビ番組バイヤーであった筆者が、日本人に馴染みが薄いけれど、英語圏では毎日のように使う口語表現を集めて紹介してゆきます!

今日のフレーズ
“Drive” 車で送る
映画『ラブ・アクチュアリー』
Love Actually より
Jamie: It’s my favorite time of day, driving you.
Aurelia: It’s the saddest part of my day, leaving you.

ジェイミー:君を車で送るのが、一日で一番好きな時間だ 
オーレリア:あなたとお別れするのが一日で一番悲しいことだわ
(動画 0:40あたりから)

「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本家が監督した、クリスマスを舞台に男女の様々な恋模様を描いたラブ・コメディー『ラブ・アクチュアリー』。
イギリスを代表する俳優たちがこぞって出演したことでも話題となりました。
このセリフは、ミステリー作家のジェイミーとポルトガル人の家政婦オーレリアの間で交わされた会話。

favorite: 一番好きな
saddest :一番悲しい(sad=悲しい)
leave~:~をふる/~と別れる/〜を置き去りにする
 
Driveは、“車を運転する”のほかにも、“車で送る”という意味でも使われます。
I drive you home 家まで送るよ
ほかにも
You drive me crazy 君は僕を怒らせる 
 
同じように
Walkも「歩く」という意味のほかにも ”歩いて送る”という意味にもなります
I will walk you home 君の家まで(歩いて)送るよ
I will walk you to the station 駅まで送るよ
I have to walk my dog 犬を散歩させなきゃ(この場合、walk「歩かせる」になります。)


今日のポイント・まとめ
Driveは運転する、Walkは歩く、といった意味だけではなく、上記に挙げた言い方・フレーズも頻繁に日常的に使われます。
Driveは車で送る、Walkは歩いて送る。ぜひ覚えて使ってみてください。

1ランク上の英語力を目指して!

________

英語力を上達させるには、ボキャブラリーを増やすことはもちろんですが、日本語と英語は言葉の選び方や組み立て方が違うことを理解することはとても大切です。本記事はそのためのヒントを集めたものです。
ここに登場する英語はほとんどが、中学までに習うような単語で、普段の日常会話やビジネスシーン、映画や歌などに頻繁に登場するのにかかわらず、その使われ方や意味が我々日本人にはなじみの薄いものばかりです。
単語の選び方の違い、文化の違いから来る表現方法の違い。頭でっかちにならずに、ここに登場する名作映画のシーンを思い浮かべながら、感じて、覚えてください。英語ならではの表現を身に着けることこそがナチュラルな英語力=『英語脳』をつくることなのです。

※映画のセリフの日本語訳は筆者によるものであり、英語の解読がしやすいように訳してあります。公式の邦訳とは異なっていますのでご了解ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?