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【進路】学生のうちに海外に行け!っていう話(旅行以外で)

悩める人たちへ

こんにちは、ひらいです。
最近、1週間アメリカ・カリフォルニア州へ行き、現地の大学で単位発行ありの研修プログラムに参加してきました。たった1週間でも海外に行くことの良さというのを身にしみて感じました。

近年の日本ではバランスよく平均的に学業をこなすというという流れから、自分自身の特性とか興味分野から個性を伸ばすべきという流れを感じつつあります。やはりその根底にあるのは現代の日本が会社といった外的要因に捕らわれずに自分自身のスキルで生きていく必要性のある時代になってきているからです。(経済的、政治的にも)そんな今だからこそ日本以外の世界の文化とか価値観を浴びることが1つの自分自身を伸ばすタネにはるはずだとこの1週間で感じたわけです。

このnoteを通して「留学したい」「海外行きたい」はもちろん、「きっかけが欲しい」とか「何か変化が欲しい」と思っている方にもなにか背中を押すきっかけになればと思っています。


初めてのアメリカ

まず初めにアメリカに行ってみての簡単な感想を話したいと思うのですが、アメリカに行くのは初めてでした。一応、高校時代にニュージーランドに行ったことはあるのですが、それでも少しアメリカに対する怖さみたいなのもありました。(銃社会だし、そもそも言語的な部分でも)けれどもアメリカに着いて楽しさが上回ってそんな感情は一切なくなり、刺激的な一週間を送ることができました。

アメリカに滞在してみてのざっくりとした感想ですが、正直、自分は勢いで生きてきた人間だと自負していたけど、アメリカの人はもっとパワフルに生きていました。(よく言えば)その一方でその言い方を変えると「成功」をつかみ取るのは自由だがそのスタートラインに立つかどうかすらも自由(不平等)なわけです。

もっと詳しく話すと日本は良くも悪くも下と上の層のギャップが少ない、取り残さない運営方式。だから、よく「昔は貧しかったけど今はこんなに成功してます」みたいなケースを見ます。でもアメリカはガンガン下は切り捨ててアメリカ全体の数パーセントのエリート層が残りの90何パーセントをコントロールするような構図になっていて逆転できないくらい上と下の差がひらきすぎてるといます。出る杭は打たないけど、杭すら無いみたいなそんな感じです。そんなカオスな状況だからこそ自分を持ってガンガンに生きていくしかないのだと思います。

とにかく、そんなパワフルな人たちに出会うだけでも自分に衝撃が走ってもっと頑張ろうと思えたし、そもそも日本が恵まれていることにも気づくことができました。

CSUNでのプログラム内容

カリフォルニア州立大学ノースリッジ校通称CSUN

僕が行ったカリフォルニア州立大学ノースリッジ校はCSUNと呼ばれていて、キャンパスの面積がとても広く、生徒数も訳38000人と多いです。その割には日本人生徒は少ないそうです。キャンパス内には映画館、ジム、ボルダリング施設、サブウェイなどその他多くの施設が充実しています。また、エンタメの聖地ハリウッドにも近いことから数多くの映画やMVの撮影場所にもなっていたりします。正直歩くだけでも楽しくて、ここで1、2年留学、何なら生まれ変わってアメリカ人として4年間通いたくなるくらい素敵な大学でした。

プログラム内容 - エンタメを学ぶ1週間

そんな大学にて僕が参加したプログラムの内容についてですが、大きなテーマとして「エンタメ」です。カリフォルニア発祥のディズニーの成功と失敗をモデルケースとしてグローバルに長く愛されるエンタメコンテンツについてアカデミックに学ぶというもので、最後にはグループワークでエンタメコンテンツの企画立案とプレゼンもありました。さらにその途中ではアメリカのエンタメ業界で働く日本人の方ともお会いして、アメリカのエンタメについてのリアルなお話や、世界で活躍する秘訣などキャリアのヒントも学ぶことができました。

このプログラムを受講して、普段何気なく見たり体験しているものが計算されてできていることに改めて気が付くことができました。よく考えれば当たり前に思えるような事でもそういった丁寧な作り込みが大きなムーブメントを生むということがよくわかりました。さらにそういった構造を学んだうえでいろんなエンタメコンテンツを見てみるとブームの大小にかかわらずちゃんとしたファンがいて愛されているということにも気づけました。例えば、よく目立つドラゴンボールやワンピースだけが日本のエンタメコンテンツとして「成功」なのかと言われるとそうでもないのです。アンダーグラウンド(日本でメインストリームではないものであっても)世界中の「オタク」たちに愛され、コミュニティができているコンテンツもあるわけです。「もっとドラゴンボールみたいに大きなインパクトを!」「BTSみたいなブームが!」と思っていましたが、それより先にコツコツと1人1人が愛してくれるコンテンツを作り込むことが大切なわけですね。

ハリウッドで活躍する2人の日本人

このプログラムでは、ハリウッドで活躍されている二人の日本人の方にもお話を聞くことができました。
1人目 三石 勇人さん(ケビンさん)

2人目 木村 泰輔さん

このお2人から話を聞いて終始ずっとワクワクが止まりませんでした。世界のエンタメの中心であるハリウッドでお仕事をされているのはもちろん。お2人方の自分自身を最大限表現して生きてきたアグレッシブな人生経験はとても勉強になりました。もう一度自分の気持ちに素直になって行動しようと思いました。

緊張のプレゼンテーション

このプログラムを通して与えられたゴールは5人1グループで新規エンタメコンテンツの立案とプレゼンでした。しかもそのプレゼンは5分で発表。もちろん英語で。考えたコンテンツの魅力を端的に伝えたうえで再現性まで伝えなくてはなりません。骨のをれる作業でしたが、楽しかったです。やっぱり自分にはない感性が入ってくと予想をしなかったことが起きるし、より面白いコンテンツが出来上がる過程を実際に体験するのはいつでも最高にわくわくします。一生忘れない思い出になりました。

観光もしてきました

平日はガッツリ大学にいましたが、土日の休みはカリフォルニアの観光地に行ってきました。

1位:サンタモニカ散策


街並みがすべて綺麗で惚れてしまいました。古着屋でもCT70を入手。古着屋のおっちゃんが2着無料にしてくれました。

2位:カリフォルニア・ディズニーアドベンチャーワールド

カリフォルニアのディズニーはマーベルのエリアもありマーベル好きの自分としてはたまらなかったです。カリフォルニアアドベンチャーではカーズのエリアもあって人気アトラクションの「ラジエータースプリングスレーサー」にも乗りました。レースをしている気分になりました。あれめっちゃおすすめです。

3位:グリフィス天文台

屋上からの景色がきれいで、ハリウッドの看板も見えます。来たときは曇りでしたが、晴れてたらもっときれいだったと思います。

まとめ - 何を感じ、何を学んだのか

新しい価値観の獲得

この1週間、本当に楽しくて自分自身の成長につながる貴重な体験をすることができました。目に映る世界が刺激的で自分の生きてきた世界の狭さを思い知らされました。決して良い面を切り取っていっているわけではなくて、ネガティブな面を含め(コテコテのチップ攻撃を食らいましたし、)日本人としての自分のアイデンティティを見つめ直す機会にもなりました。アメリカに限らずどの国に行ってもそうだと思うので、これを読んでいる大学生の人がいたら1度は海外に行った方が良いと思います。旅行ではなくて現地の大学とかコミュニティに属せるプログラムの方がより良いと思いました。

心に残った言葉

最後に個人的に心に残っていることがあって、それはこのプログラムの引率をしてくださったSkyusの佐藤広大さんの言葉です。

1.今を100%全力を尽くすこと
2.ありたい未来の姿のために逆算してアクションすること
3.すべての出会いを大切にすること

skyus 佐藤広大

この3つを教えてくださったのですが、最初の「今を100%全力を尽くすこと」を聞いてハッとしました。何か1つのプロジェクトとかアルバイトとか短い期間の物事に対して100%で臨む姿勢はもちろん意識しているつもりでしたが、自分の人生の1分1秒すべてを全力で生きていくべきであるということに気づけていませんでした。確かに日常のすべてのことに対して100%やり切れていたのかと言われると快くYESは言えないです。等しく与えられた24時間という時間の中で目の前の物事を全力かつ丁寧に過ごそうと意識が変わりました。

海外に行くとは

僕が思うに、海外に行くということは自分自身や日本について客観的に気づきなおせることだと思うのです。自分は何にショックを受けて、何に楽しめるのか、自分の知らないゼロからの環境で自分という人間はどうやって生きていけるのかそうした体験を通して自分かどんな人間なのか、何に感情が動くのかそういったことを丁寧観察できるのが海外経験の良いところだと思います。日本にいるだけだと(否定はしませんが)どうしても慣れとか「こうゆうもんだよね」みたいなバイアスがかかってると思います。そこを突き破ってくれるのはあたらい世界の価値観を取り込むことなのかなと思っています。

改めて、このnoteが誰かの背中を押すものになればいいなと思っています。それでは!

おまけ - LAのススメ

アメリカ・LAに行って気づいた買うべきものすべきことまとめをここで記しておきます。

・Tap LAはインストールするか現地でカードを買おう
→まちなかのバス移動は基本このカードが必要です。

・タッチ決済は神ただし使いすぎに注意

・Trader Joe'sのJapanes fried rice
→レンチンで食べれるチャーハンです。ダシが滲み出てうまいです!!!日本食が寂しくなったら食べてください。

・VANS カリフォルニア限定アイテム

・ジーニーPLUS
ディズニー行くならジーニーPLUSの課金はアリだったかも
※ファストパス的なやつです


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