hiraibin

「トッププロの写真の色調は再現力が違う」をテーマに情報を発信。国内海外トップの写真家、…

hiraibin

「トッププロの写真の色調は再現力が違う」をテーマに情報を発信。国内海外トップの写真家、世界トップファッションブランド、国公立美術館、企業など、スキャニング、画像の色調補正・編集、プリンティング・ディレクターを30年。補正点数は数十万点以上。「別のプロフィール」での記事もぜひ!

最近の記事

画像の色調【<撮って出しの画像>と<補正して再現力を高めた画像>の比較Vol.2】

デジカメで撮影した画像、 <撮って出しの画像> と <補正して再現力を高めた画像>の色調を、サンプル画像を使って「再現力」の違い、差を比較し解説しています。 本稿では、桜の画像を例に比較しています。 適正な補正を行うことで<撮って出しの画像>と<補正して再現力を高めた画像>の色調、再現力は、明らかな違い、差となります。 RAWデータから色調補正すれば、再現力を最大に高めることができます。 その効果は、臨場感や立体感、質感、光感、遠近感などが増すため、<撮って出しの画像

    • 画像の色調【<撮って出しの画像>と<補正して再現力を高めた画像>の比較Vol.1】

      デジカメで撮影した画像、 <撮って出しの画像> と <補正して再現力を高めた画像>の色調を、サンプル画像5点を使って「再現力」の違い、差を比較し解説しています。 <撮って出しの画像>の色調は、一見ではまずまずのクオリティーです。 しかし、適正な補正を行うことで<撮って出しの画像>と<補正して再現力を高めた画像>の色調、再現力は、明らかな違い、差となります。 RAWデータから補正すれば、再現力を最大に高めることができます。 その効果は、臨場感や立体感、質感、光感、遠近感

      • 画像の色調【色調補正の原理「基礎・基本」の方法で実現できる最高の再現力】

        デジカメ、スマホで撮影した画像を使っている方の多くは、<撮影したままの画像>をそのまま使用しているか、<撮影したままの画像>をアプリで色調補正して使用していると思います。 それに対し、RAWデータを使用して高品質の画像に仕上げている方は少数だと思います。 なぜなら、少なからず手間がかかりますし、スキルが必要になるからでしょう。 多少の手間をかけ、RAWデータからさらに「基礎・基本」の方法で色調補正をして仕上げる方法ですと、RAWデータが記録している色調情報を最大に生かす

        • 子供の野球回想録【 「投球」身体の使い方の誤解 Vol.1】

          野球には色々なパフォーマンス、能力を発揮できる場面があります。 そのうち、主になる動作は、「投球(ピッチング)」と「バッティング」です。 「投球(ピッチング)」は守りの要、「バッティング」は攻撃の要です。 どちらのパフォーマンスも重要ですが、僕は子供に指導するとき、どちらかと言えば「投球」の方に注意を傾けていました。 理由は、投げ方を間違えてしまうと故障するリスクが高くなるからです。 特に、子供が小中学生の成長期の頃は気を配っていました。 ぜひ、本職とは別のプロフィールも

        画像の色調【<撮って出しの画像>と<補正して再現力を高めた画像>の比較Vol.2】

        • 画像の色調【<撮って出しの画像>と<補正して再現力を高めた画像>の比較Vol.1】

        • 画像の色調【色調補正の原理「基礎・基本」の方法で実現できる最高の再現力】

        • 子供の野球回想録【 「投球」身体の使い方の誤解 Vol.1】

          画面で見た写真の色調が、プリントすると暗くなったり、色が変わってしまう理由

          画面、モニターだとキレイな色なのに、プリント、印刷するとくすんで暗くなったりして、色が変わってしまうことがよくあります。 その理由の解説と改善方法の提案もしています。 色が変わってしまう、おもな理由 画面、モニターで見た写真の色調が、プリントや印刷するとくすんで暗くなったり、色が変わってしまう理由は、おもに下記の3つが考えられます。 ① プリント、印刷するとRGBカラーの画像がCMYKカラーの画像に変換、置き換わるため ② 画面、モニターで見た色をあてにして写真の色

          画面で見た写真の色調が、プリントすると暗くなったり、色が変わってしまう理由

          画像の色調【再現力を決める「階調」とは?わかりやすく解説】

          本稿では、画像の色調の再現力を決める「階調」について、わかりやすく解説しています。 再現力は高いほど、被写体の形、表情、様子を緻密に、詳細に、滑らかに写し出し、臨場感、立体感、遠近感、奥行き感、光感、質感、テクスチャー、画質が増します。 画像の再現力を決める「階調」を、画像を使って解説しています。 画像の色調に再現力を求める方には必見の記事です。 デジカメ・スマホで撮影する画像の正体 一般的なデジタルカメラ、スマートフォンで撮影すると被写体を映像化したカラー画像が保

          画像の色調【再現力を決める「階調」とは?わかりやすく解説】

          本職とは別のプロフィール

          本職の「プロフィール」の他に、以前、休日にしていた僕の子供の支援活動についても書いてみることにしました。 この「別のプロフィール 」は、休日にしていた活動についてのプロフィールを書かせていただいてます。 休日にしていた活動 僕の子供が小学2年生の時、「本気でプロ野球選手になりたい」という意思表示がありました。 この意思表示をきっかけに、僕は専門機関で野球動作理論とコーチングを学びました。 また、10年以上、ほぼ全ての休日は小学生のリトルリーグ、中学生のシニアリーグ、高校

          本職とは別のプロフィール

          JPEGとRAW【旅先の画像で再現力を比較|「横浜」編】

          「横浜」で撮影した写真・画像を使って、「デジタルカメラが記録したJPEG画像」と「RAWデータから現像した画像」の色調の再現力、クオリティーの違いを比較して画像ごとに色調補正のポイントと解説をしています。 「デジタルカメラが記録したJPEG画像」とは、撮影したときにカメラに自動で保存、記録されるJPEG画像のことです。 「RAWデータから現像した画像」とは、RAWデータを使って現像と基本的な色調補正のみを行なった画像です。 本稿の「横浜」編でも、部分的な色調補正や加工な

          JPEGとRAW【旅先の画像で再現力を比較|「横浜」編】

          JPEGとRAW【旅先の画像で再現力を比較|「奈良・東大寺」編】

          本稿では、JPEG画像とRAWデータの色調の再現力の違いを、旅先で撮影した画像を使って比べています。 今回の旅先の画像は、奈良県の「東大寺」です。 どれくらい再現力に違い、差があるのかを知りたい方は必見です。 「奈良・東大寺」編 1:< デジカメが記録したJPEG画像 > と < RAWデータを現像した画像 > の違い < デジカメが記録したJPEG画像 > < RAWデータを現像した画像 > 「奈良・東大寺」編 2:< デジカメが記録したJPEG画像 > と <

          JPEGとRAW【旅先の画像で再現力を比較|「奈良・東大寺」編】

          デジカメ|イメージセンサーの大小の違いは再現力と画質の差。その実例と解説

          デジタルカメラのイメージセンサーは、サイズが大きいほど画像の色調の再現力は高く、高画質になります。 本稿では、<35mmフルサイズ>と<APS-Cサイズ>のイメージセンサーを搭載したカメラで撮影した画像を比較して、再現力と画質の差を解説しています。 また、この差は撮影後の色調補正、画像編集での限界の幅にも影響します。 大きなイメージセンサーでは豊富な色調情報、「階調」が記録されるため、再現力、クオリティーは必然と高くなります。 デジタルカメラの購入を検討されている方は

          デジカメ|イメージセンサーの大小の違いは再現力と画質の差。その実例と解説

          JPEGとRAWの違いとは?画像を使って比較解説します

          JPEGとRAWの違いについて解説します。 本稿での「JPEG」とは、デジカメが記録、保存したJPEG画像を指します。 「RAW」とは、そのデジカメで最も色調情報を記録しているデータのことです。 JPEGとRAWのもっとも違う点は、下記の2点です。 1. 保持している色調情報の豊富さ。ゆえに色調の再現力、画質、クオリティーが違う 2. 保持している色調情報の豊富さ。ゆえにデータ容量が違う 1. 保持している色調情報の豊富さ。ゆえに色調の再現力、クオリティーが違う 解説す

          JPEGとRAWの違いとは?画像を使って比較解説します

          JPEGとRAW【旅先の画像で再現力を比較|「栂池自然園」編】

          本稿では、JPEG画像とRAWデータの色調の再現力の違いを、旅先で撮影した画像を使って比べています。 今回の旅先の画像は、長野県の「栂池自然園」です。 どれくらい再現力に違い、差があるのかを知りたい方は必見です。 「栂池自然園」は、標高1900mの大自然の山々と湿原のバランス、スケール感が非常に美しく、ゴンドラで一気に行かれるので手軽に登山して行くような景観を楽しめます。 ハイキングとトレッキングの中間くらいのコースです。 通常の登山コースより管理されていますし、登山初

          JPEGとRAW【旅先の画像で再現力を比較|「栂池自然園」編】

          写真の色調補正 | 高再現を実現して臨場感や立体感を最大化できない理由

          色調補正によって再現力が増すにつれて、写真の臨場感や立体感はおのずとしっかり表現されていきます。 ですので、写真を見た方に、そのとき見た情景がより「伝わる写真」に仕上がります。 写真の色調補正の今 今は、スマホやパッド、パソコンを使って誰でも簡単アプリでお手軽、簡単に色調補正を行うことができる環境が整っています。 スマホで手軽に写真を撮る方は多く、写真の画素数、品質の向上やSNSに投稿、共有したりして写真を楽しむ方は増えているように思います。 そして、よりキレイに、また

          写真の色調補正 | 高再現を実現して臨場感や立体感を最大化できない理由

          プロフィール

          hiraibin と申します。 写真・デジタル画像の色調補正、RAW現像、画像処理、プリンティング・ディレクターの専門家です。 経歴 国内外の巨匠、第一線の写真家、世界的ファッション トップ ブランド、国公立美術館など、写真集、アートプリント他、写真・画像の現像・色調補正、画像処理、プリンティング・ディクレクターを30年以上、経験しました。 概算ですが、これまで色調補正した画像データは数十万点以上、スキャニングを合わせると数百万点になります。 おそらく、経験だけは国

          プロフィール

          デジカメ、スマホの画像データ | 「JPEG」と「RAW」、どちらのデータを使うべきか?

          「JPEG」と「RAW」データの特徴 デジカメ、スマホが記録する代表的な画像データ、「JPEG」(ジェイペグ)と「RAW」(ロー)。 まず、それぞれの特徴を解説していきます。 ◯「JPEG」データとは・・・・ データを圧縮し、容量を小さくして保存されています。 デジカメ が生成している「JPEG」データは、カメラが自動で色調補正しています。 色調補正済みで容量が小さいため、簡単に扱える反面で、色調の情報を失っていることが多く、ここから色調補正を加えることには、あまり適

          デジカメ、スマホの画像データ | 「JPEG」と「RAW」、どちらのデータを使うべきか?

          「RAW」データ | 見る・現像・色調補正・編集するには、専用のアプリが必要

          「RAW」データを 見る・現像・色調補正・編集するには、専用のアプリが必要 「RAW」データを見たり、現像したり、色調補正や編集するには、専用のアプリが必要になります。 「RAW」データは、一般的な画像編集アプリでは、開いてみることすらできません。 ですので、まず専用の現像アプリの検討をはじめましょう。 フィルムも現像しなければ写した映像を見ることができないのと同様に、「RAW」データも現像を経て、画像編集アプリで見たり色調補正や編集することができるようになります。 専

          「RAW」データ | 見る・現像・色調補正・編集するには、専用のアプリが必要