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【噛んで砕こう】ビールと食事のマリアージュについて

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

皆様はもうビール検定を受験しましたか?
10月28日(金)が申込期限、10月31日(月)が受験締め切りです!
我々の記事だけを読んでも30点くらいは取れるようになってますので、ぜひチャレンジしてみてください!

※合格基準は60点以上ですので、あとはご自身で勉強されるのを推奨します

さてさて。
今日はビールの楽しみ方のひとつである"マリアージュ"について。
ビールを好きな人の理由のひとつに、「料理と合わせやすいから」というのがあります。
ビールの炭酸って揚げ物、油ものと相性がいいですよね。
焼き魚やキノコのホイル焼きなど、焼き料理とも合わせられる。
刺し身なんかの生もの、干物などの乾き物とも相性がいい…。

そんな食事との合わせ方のことを、「ペアリング」と言います。
また、ベストマッチングな組み合わせを「マリアージュ」と言ったりもします。これはフランス語で『結婚』を意味しますね。もともとワインで使われる用語だったのですが、ビールでも使われるようになりました。

食事との組み合わせを考える際には、以下の点を考慮に入れてみると
毎日の食事やお酒の席での楽しみ方が広がるかもしれません!

発祥国で合わせる

往々にして、その土地で生まれたビールというのは
その土地で育った農作物や畜産物との相性がいいです。
環境や水、土などが同じ故郷なので言わずもがなですね。

ドイツビールの芳醇な感じと、カリーヴルスト(カレーソーセージ)のスパイシーさってめっちゃ合うんですよね。
あと、個人的に好きなマリアージュはイタリアンビールとチーズ。
イタリア料理って旨味が強いものが多いので、同じく旨味のあるイタリアビールが相性抜群なんです。

言わずとしれたモレッティ

色あいで合わせる

一般的に、淡い色のビールの方が味わいが軽やかで、濃い色になるにつれて重厚感が出てきます。
そこに合わせたビールをチョイスするのも意外とアリなんです。
黒ビールが苦手という方は、特にビールを飲み慣れている方は多いかもしれません。それは黒ビールが持つ甘みが受け入れられないという理由が多いです。しかし、この黒ビールの甘みが実は「ダークチョコレートと合う」と聞けば、ちょっと興味が湧いてきませんか?

アイルランドのギネスビールは、スタウトの中の草分け的存在です。

日本のビールでも、例えばピルスナーのような明るい色のビールだと出汁がよく効いた薄い色の煮物(関西おでんなど)が合うんですが、デュンケル系の少し濃い目のビールだと醤油をよく効かせた煮物(静岡おでんなど)が進みます。
そう考えると、黄金の輝きを持つアサヒスパードライが生まれて人気になったのも大阪。出汁の文化がある場所です。不思議なもんですね。

味で合わせる

味で合わせる…と一口に言っても、実は二通りの考え方があります。

異なる味の組み合わせ

甘いものを食べるとしょっぱいものが食べたくなりますね。
それと同じ原理で、濃い料理と軽いビールを組み合わせることでナンボでもメシが進む、なんていうのは往々にしてあります。
個人的に一番あるあるなのは、餃子と辛口ビール
もし家から歩いて1分のところに餃子屋さんがあって、そこでキンキンに冷えたドライビールが飲めるのであれば私のエンゲル係数は爆上がりすることでしょう。

同じ味の組み合わせ

ドイツには『ラオホ』と呼ばれるスモークビールがあるのですが、これが燻製料理とものすごく合うらしいです。

私は飲んだことがないので、今度買って確かめることにします。

あともちろんですが、フルーツビールのような甘いビールはスイーツとのマリアージュが期待できますね。
最近はクラフトビール界隈で特に力が入っているのがフルーツビールのようで、ビールは段々と「おっさん臭いお酒」から「女子でも飲めるお酒」に変容しつつあるようです。

いかがでしょうか。
ビールと真剣に向きあう飲み方もいいですが、食事のことを考えて飲むというのもオツなもんです。

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