チェ・ゲバラ似の男

関西創価小学校から創価大学まで一貫教育を受ける。大学卒業後は創価班、関西本部運営創価班…

チェ・ゲバラ似の男

関西創価小学校から創価大学まで一貫教育を受ける。大学卒業後は創価班、関西本部運営創価班として訓練を受け、「自分の広宣流布」を提唱する。作家であり、映像作家。本流34世帯。

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  • 歓喜を取り戻す創価学会論 ストレイト・アウタ・学会員

    学会活動が、おもんなくなった(異和を感じた)人が、学会活動をおもろくしていくための本。有料だけど、無料部分だけ読んでも学会員には有益と自負。学会批判というよりも、学会員がより快適に活動し、有意義に広宣流布を満喫するための内容。これからの学会をおもろくする「底辺からの提言」。 1冊で収まらず、2冊目の連載に突入。

最近の記事

学会活動から、創価活動へ 〜師の旅立ちと共に〜

2023年11月18日、同15日に池田先生が亡くなられたと、公式に発表された。 第一報に触れたのは、仕事の合間に、なんとなく開いたスマホの画面。 「知ってるかもですが  私は今知ったので  15日に池田先生お亡くなりになられたそうです」 末尾には、合掌する手とキラキラの絵文字がついていた、ある女性部員からのLINE。 こういう形で師の訃報に接するとは想定外であったが、人生とはそういうものかもしれない。 ちょうど、池田先生が亡くなられた(とされる)日に私は、地元に住む関西女性

    • そろそろ、連載を再開できるかもしれない。

      • 記事およびマガジン購入、サポート、本当にありがとうございます。 励みになっております! 現在、取材と資料の精査で対談が中座していますが、執筆は進行しております。 必ず再開いたしますので、今しばらくお待ちください。 なにとぞ宜しくお願いいたします^^

        • 最近、なぜか記事を単発で購入してくださる方が多いのですが、「マガジンを購入してもらった方が安上がりなのでは?」と思うケースが散見されます😅 私はありがたい限りなのですが、よかったら、すべての有料記事が無料で読めるようになるマガジン購入もご検討くださいませ(^_^)

        学会活動から、創価活動へ 〜師の旅立ちと共に〜

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        • 歓喜を取り戻す創価学会論 ストレイト・アウタ・学会員
          51本
          ¥1,350

        記事

          2-18 からんで、こじれて、火がついてブーメラン

          博士 そのスタンスで集めた情報を下敷きに、この対談も進んでいます。情報を集めるには時間とエネルギーがかかります。あと、お金ですね。とにかくコストがかかる。〈執念〉と言っていいと思うのですが、どこからそのモチベーションが湧いてくるんでしょうか。 チェ いちばんは「子供たちのために、世界を一歩前進させたい」という想いです。いまの〈ヘンな状況〉、ぶっちゃけ私は我慢できます。忖度するポイントも分かってるし、実際ずいぶんやってきました。しかし子供たちに同じ我慢や忖度をさせたいかと考え

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          2-17 思考停止する職員と、第一庶務のショルダータックル

          博士 学会が成長期を終えた三つの要因、〈強力な外敵の不在〉〈職員の官僚化・本部執行部の密室化〉〈タテマエの陳腐化〉をうかがってきました。敵がいなくなったのは〈目的感の喪失〉、本部の官僚化と密室化は〈使命感の鈍磨〉、タテマエの陳腐化は〈活動の倦怠〉と言い換えられます。そしてこれらは総じて創価学会の成長が、池田SGI会長の存在に依拠するところが大きかったことを暗示しています。  池田SGI会長の敵がいなくなり、池田SGI会長の目が届かないところがブラックボックスになり、池田SGI

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          2-16 ブレてもいい、悩んでも、迷ってもいい。本当のことが知りたい。

          博士 つまり忖度で守られてきた〈会の根本体制〉が危機に瀕している、と。 チェ もちろん依然として忠実に疑問を持たず、あるいはナチュラルに思考に蓋をして、忖度を体現しつづける会員も少なくありません。特に後期青年部世代から、壮年婦人部世代はそうです。「学会にとって、都合の悪いことは知ってはならないし、広めてもならない」と表向きは三猿(さんざる)を決め込んでいますが、処分された全国幹部の醜聞(しゅうぶん)や、現役の執行部メンバーがひた隠しにする事案まで、かなりの人が知っています。

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          2-15 本質から遠いところにこだわって、やり方を変えられない

          博士 なるほど。上を変えようとするのは、「上の言うことを聞かなければならない」と思い込んでいるからであって、学会員が主体的に広宣流布を考えて進めるようになれば、話す相手は幹部ではなく、同じ視点に立つ同志になるんですね。これは学会を前向きに変容させていく上で重要なパラダイムシフトですね。 チェ 新しい考え方ではないんです。先生は、ずっとずっと、これを我々に語り続けてくださっていました。00年7月の第48回本部幹部会では「釈尊も、インドの大地を歩きに歩いて〈一対一の対話〉を続け

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          2-14 「公明党はもう要らない」と言う人たちへ

          博士 いま公明党が抱えているのは、与党にいるからこその悩みですね。安保法制は公明党にとってもギリギリの選択、苦渋の決断だったと思います。「名を汚(けが)して実(じつ)を取った」との見方もできるのではないでしょうか。  集団的自衛権の行使には〈国家の存立危機事態〉という縛りが付けられていますが、これも解釈のしようによっては「石油が日本に送られなくなれば、国家の存立が危機に瀕する」として自衛隊が中東に送られることもありえます。  安保法制の国会質問で山口代表は「ホルムズ海峡の機雷

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          2-14 「公明党はもう要らない」と言う人たちへ

          2-13 青年が憧れる、骨太の政党でいてくれ

          チェ かつて外務省のラスプーチンと呼ばれた佐藤優氏。今やすっかり親学会派のジャーナリストです。彼は著作〈創価学会を語る〉の中で、「結党50年を迎えた公明党の次なる50年の課題は、首班政権の樹立」だと明言していますが、私は、今の公明党の軌道上には、首班政権の樹立は無いと思っています。  自民党は簡単に公明党との連立を容易に解除はできないでしょう。その意味では政権のキャスティングボードを握っていると言うことも可能です。同時に、キャスティングボードを握るだけの議席数を確保するには、

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          2-13 青年が憧れる、骨太の政党でいてくれ

          2-11 ぶっちゃけ安保法制は、学会の思想から見てどうなの

          チェ 私は、安保法制は「創価学会の思想にはのっとっていない」と考えています。 博士 それ、個人的にはどうお考えなのか聞きたかったんですよ。 チェ 安保法制を可決させるとき、公明党・山口代表は次のような説明をしました。 「これは日本が戦争をするための法律ではなく、戦争を起こさせないための法律です。自衛隊は戦闘をせず、後方支援をするのみです。この法案を可決させ、アメリカとの同盟を強固にすることで、外国は日本に攻め込みにくくなります。たとえば空き巣が家に入ろうと思ったときに、警

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          2-11 ぶっちゃけ安保法制は、学会の思想から見てどう…

          諸事情あり、連載をいったん休止します。 必ず復活して最後まで書き切りますので、ご心配は無用です。 更に確度の高い情報を精査して、再開します。

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          2-12 納得せなしゃあないから、納得してるだけやで

          チェ 学会は成長期において、政治に及ぼす影響を拡大していく勢力でした。今や選挙においても、自民党と持ちつ持たれつの関係。自民党も学会票をあてにしていますが、公明党も自民党の組織力に頼っています。この状態で公明党が政権の中で議席を維持していくためには、「党の理念に反するから」と自民党の政策に異を唱えるのは難しいです。どんな法案にも選挙協力と引き換えに内閣に席を置き、女性と子供のための政策を細々と通していくしかありません。 博士 確かに公明党は、与党の政策の意味を積極的に説明し

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          2-12 納得せなしゃあないから、納得してるだけやで

          2-10 黙る学会員、黙らない元学会員

          博士 学会や公明党に疑問を抱く会員が増えたのは、何故なのでしょう。 チェ 活動のありようや公明党の方向性に懸念(けねん)が生まれるのは、師匠の教えと矛盾することが出てくるからです。細かいことで言えば、池田先生は「青年を叱ってはならない」と言われていますが、前作にも書いたとおり〈悪しき大勝利主義〉から離れられない幹部はゴロゴロいます。大きな会合ではソフトタッチでユーモアを交えて話をしていますが、幹部だけの密室会議になると、ゴリゴリのハードパワーで成果を求めてきます。  現場で

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          2-10 黙る学会員、黙らない元学会員

          2-9 指導者は、二度盗まれる

          博士 もっと怖ろしいこととは、なんでしょう。 チェ 学会の・・・・・・というよりも、広宣流布の〈指導者の座〉が盗まれることです。かつて実際に宗門で起こったことで、今の学会は似た状況にあります。じゅうぶんにあり得る話です。 博士 1979年、大石寺66世・日達猊下(げいか)が後継者を指名しないまま亡くなり、阿部日顕が自己申告で後継者を詐称(さしょう)し、法主の座を盗んだことで、日蓮正宗内外から弾劾され、最高裁でも三度敗訴しました。 チェ あのときは池田先生が最前線で指揮を

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          2-9 指導者は、二度盗まれる

          2-8 学会員よ、自由になぁれ

          チェ 今後の学会の命運を分けるのは、まぎれもなく会員ひとり一人が、師匠の指導に立ち還られるかどうかです。  私が在学中に創価大学で学長をされていた高村忠成先生の回顧録〈私が感動した池田哲学〉に、次のような池田先生と草創の女子学生との対話があります。 「一人の女子学生が、『池田先生。私は将来、ずっと池田先生のそばにいて池田先生のお仕事を手伝う仕事をしたいと思います』と言ったんです。すると先生は、にっこりと笑って、彼女の顔を見て、『嬉しいね。その気持ちは忘れないよ。でも全ての人が

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          2-8 学会員よ、自由になぁれ