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記憶に残る読書法と本への投資バランス:「読んだら忘れない読書術」感想文

 「読んだら忘れない読書術」 (樺沢紫苑 著)という本を読んだ。読書術をテーマにしたものを読むのは初めてだった。独自の読書方法でも読むことに満足しているなら悪くはないと思う。だけど最近の私は、もっと読書量を増やしたいと思ったのだ。それで、このテーマに興味を持つようになったのだった。

①記憶に残る読書法について 
 「この本、おもしろそう(ワクワク)!」と思ったら、その思いがあるうちに一気(1~3日間)に読むと記憶に残りやすいらしい。ワクワクしたり、目標設定(読む日数を決める)したりすると、記憶強化物質であるドーパミンが脳内に分泌されるからだそう。

②本に毎月いくらまで投資するか 
 また、1ヶ月に1万円まで本に投資してもいいんじゃないかという提案も面白かった。
 確かに、本を買う際に金額を理由に迷うこともある。例えば私の場合、kindle unlimitedを1ヶ月約1000円、Audibleを1500円でサブスクしている。これだけでも、自分の中では本に投資しているという感覚があるので、気になった新書をどんどん買うことにためらいがある。自分の中に何の基準もないから、どの位までなら買ってもいいのかと迷ってしまう。
 しかし、1~3日で本を1冊読み、1万円までは投資すると決めてしまう。すると、kindle unlimitedとAudible分を1万円から引くと、残り7500円。もし1500円のビジネス書や小説の新書を読むとしても、残りの金額からあと5冊は読める。そして、もしkindle unlimitedで2~3冊読むとしたら、その新書は5冊も読めないかもしれない。そう思うと、1ヶ月1万円で十分すぎる程読めるではないか。
 なんだかとても気が楽になった。本屋でもSNS上でも、読みたい本を見つけたら迷わず買えばいいんだと思えた。

 よし、今日から興味を惹かれる本と出会ったら、即買って1~3日で読めるように楽しんでみよう。そしてもっと沢山の本を読み漁りたい。ちなみに、この「読んだら忘れられない読書術」は、読んでみようと思ってから1日で読めた。うんうん、達成感もあって良い気がする。
 読書術の本は他にもいくつかあったので、あと2~3冊は読んでみたいと思っている。


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