畑

自信

平魚泳
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正確に言えば「自信のなさ」。
僕は今、この創造の総仕上げに入っている。

早朝にいろいろ、メールの返信や、メールで打診をしている。
明日からバンド「風の音楽家」で九州ツアーで
ナーバスになってるみたい。

もう10年以上の付き合いなんだけど、
メンバー2人は馬頭琴、ピアノ奏者として
確実に社会に自分らしく生きる道を切り拓いてる。
本当に死にもの狂いの行動をしていることもわかってる。

僕は何だ?
ぜんぜんやれてない。

彼らと比べる。

自信を失う。

暮らし方を考える。
何だ?
何を比べているんだ?

比べない。
優劣はない。
自分の感覚を大切に。

なんて、僕は日々言って
幸せになっているじゃないか!

そして実際、次はあれをしよう。
次はこれをしよう。と
やりたいことを実行しようと
がんばってるじゃないか!

がんばれない・・・。
手につかない。

何なんだ?
この自信のなさは!
なんでこんなに自信がないんだ?

心地良くあるところから始めればいいのに
なんで誰かと比べて苦しくなってる?

CDが売れないのに作る気がしない。
じゃあ作らなきゃいいじゃん。
でもたまぁに買ってくれる人がいると
嬉しいし、懐も助かるし。

何に価値を置いて売っていく?
ストリーミング?youtube?
一流な人と比べてクオリティが・・・
じゃあ独自性をアピールして。

何と比べて?

比べたり、優劣判断したり、流れを読んだり、
そして溺れて疲れて。

自信がねぇなぁ、おれ。

何で?

比べるから?

比べなければ自信つく?
流れが読めたら自信つく?

自信のない人が流れ読めんじゃろ?

流れに乗ったことのある経験が自信になる?

ない?
いや、ないこともない。
誰かと比べなければ・・・。

あった。はずだ。
でも、今は思い出せない。

ん?

なんで自信がないかって?
そうか!
この「自信のなさ」は、今ぼくが創っているんだ。

しかし、なかなか剥がれない。

よ〜し
それならこの「自信のなさ」って奴が
どんな奴なのかを味わってやろう。

時々、身悶えながら
洗濯しつつ、畑を耕し、薪を整えました。

自信のない奴はイライラしてます。
自分が決めた、やるべきことを
なかなかやらずに、やりたくないことをやってしまいます。

正直に言いましょう。
畑や薪割りなど、始終音楽をやっていたい人にとっては
やりたいことではないのです。
やらざるをえないから。
お金がないから。
仕事がないから。

東京の青山だか、一流の人がいる界隈を
庭のように行き来し、一流のスタジオ、
一流の機材、一流の才能があれば・・・

いや、まぁ、それ、僕じゃないでしょ?

こんな広くて素敵な田舎の古民家。
水も美味い。野菜も安くて美味い。
何が羨ましい?

スタジオも作った。
機材をもっと良くしたい。
数ある楽曲のイメージをカタチにしたい。
多くの人に聴いてもらいたい。
(途中からメロディがふにゃふにゃふ〜
と落ちてゆく感じです)

自信がない奴は考えます。
考えるふりだけで頭は真っ白です。

こんな触れ合いで美味しい野菜が育つはずがないので
「いい暮らししてんなぁ」と
思い込もうとします。

⑴「今の世の中はダメだ!」という人。
⑵「こんな僕じゃダメだ!」と思う人。
いるなぁ。

⑴世を儚むということは
心地良い自分が世に馴染めてない感じ?

⑵自分を儚むということは
心地良く生きる人がいる世を羨んでいるのかな?

⑴心地良い自分を創り出せれば
そこで出逢う世の中で充分。

⑵自分はその人とは違うから。
その羨ましい心地よさを
自分の指針とすればいい。




そしてだんだんと
「自信のない人」を頑張るのに疲れてきました。

あ、そうそう。
こうして「noteに書き残そう」と思った僕も
「自信のなさだな」と想ったことも記しておきます。

こういう打ち出し方で、自分の独自性を、商品価値を
発表できるnoteという手段!

これが何かに繋がれば・・・なんて
期待している自信のなさ。

でも・・・

”剥がれた!!”

もういいや。
ぼちぼち書きながら
思考が開けてきて、
CDも焼き始めました。
心地良く、メールの打診、返信も
出来る自信が出てきました。

楽器の練習もしよう。
またnoteにも録音を載せますね。

鷹揚に生きられれば、それに越したことはないんだけど、
重たい足を引きずって
「やりたいこと」なんて出来ないね。

ノらない身体で「やりたいはずのこと」
頑張っても、
それは今、やれるはずがないんだね。

前向きも後ろ向きも
自分の心が創り出した
自分にしかわからないものだから。

想い描けることを、思い描けるときに、
想い描けばいいんよね。

怖いもんじゃない。

そうそう、
自信がないことを創ってる
と気づいた時に、
「好きでやってるんじゃないかな?」って
心のどこかで想ったりしたんだ。

だって僕は、羨む彼らになりたいわけじゃないし、
素質、表現の仕方も違うから、
叶った夢にいる現実も違うんだよ。

僕はこうして、歌をうたったり、創ったりしてるから
こんな時間も必要なんだ。

むしろこんな時間が必要なんだ。
スタイルがアイデンティティではないから。

豊かに描ける人になろうと想う。




昨日からナーバスになって、叫び足りず、踊り足りず。
子どもの素早い喜怒哀楽、経巡りの健やかさを受け止める親。

早朝、起きて描き留めた詩を歌い、晴らす。

足りない足りない不安創りの僕は
こうして午前中いっぱいかけて
「自信のなさ」を探求し、味わいました。

今からもう一度歌って「自信のなさ」と
さよならしたいと思います。

「自信」に「根拠」があったら
それは根拠を信じてるんだから「自信」ではないよね。

そんなことはわかってた。

根拠のない自信があった。

根拠のない不信もあった。

全部胸の内から生まれてきたもんだ。

根拠はここにある。

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僕は今 ここちよく
ここちよい処にいる
ここちよい人です

ここちよい出逢い
ここちよい流れ
ここちよく眺め
ここちよく歩む

ぼく 心地よくなって
みんな 心地よくなって
心地好い人と出逢って
ここちよく生きる

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※丁寧に録音「レコーディング」した最新音源「ひとつ」、
こちらよりどうぞ。
https://note.mu/hirasakana/m/m4915a40ca237

※ライブやウクレレワークショップの予定はこちらから。
https://www.hirasakana.com/shows

※全国各地、ウクレレ生音ライブ、指1本で弾けるウクレレワークショップ。
巡ります。興味ある方おられましたらお声掛けください。

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