DaiGoさんから7つの質問
メンタリストDaigoさんの著書「人生を思い通りに操る 片付けの心理法則」より、モノが勝手に減っていく7つの質問という章を抜粋します。
注)このブログは、整理収納アドバイザーである私の個人的解釈を含めた読書感想文です。DaiGoさんの解説は書籍をご覧ください。(図解版が分かりやすくてオススメです)
DaiGoさんの7つの質問は、大きく3つに分類されます。
1、使っていないモノをあぶり出す質問
「いったん捨てたとして買い直すか?」
「誰かが買ってくれるとしたら売るか?」
この2つの質問は、使っていないモノをあぶり出す質問です。捨てられないモノのツートップは「思い出の品」と「高級品」だからです。
人が自分に言い訳するときに使う捨てられない理由は、「思い入れがあるから」と「高かったから勿体ない」なのですが、やっぱり使っていなければそれは不用品です。
使わないけど捨てられないモノは、中古品の買取に出しても良いし、知り合いにお下がりしても良いでしょう。必要な人に使ってもらえることが、モノにとっての幸せです。
2、必要なモノを選び取るための質問
「あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?」
「3年,5年,10年経っても必要か?」
「長期旅行に持っていきたいモノか?」
過去,未来へとタイムトラベルをして、必要なモノだけを取捨選択するための質問です。年齢や暮らしが変わっても使い続けたいかどうか。そして、旅先や引っ越し先へと場所を変えても使うかどうかがポイントです。
モノが1番キラキラ輝いて見えるのは手に入れた時ですよね。でも正直、実際に使ってみたらイマイチだったモノもあるはずです。(私もたくさんあります)
失敗した買い物を認めることが、未来のムダ買い防止に役立ちます。特に「3年,5年,10年経っても必要か?」は、買う前に店先で自問するのにも効果的な質問だと思います。
3、理想の暮らしを見つめ直す質問
「お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?」
「これを何回我慢すれば欲しいモノが買えるか?」
これは、本当の意味で自分が望む暮らしができているか、モノを所有する意味が「妥協」になっていないかを問う質問です。
半端なモノを買って、本来買うべきモノを持たないのでは意味がありません。
安物買いの銭失いになっていないか。逆に高価だというだけで、間違いなく良いモノだと盲目になっていないか。
本当に買うべきモノとは、頑張ってお金を貯めてでも手に入れたいモノだと思いますし、大金を持っていたとしても「高価なモノよりこっちの質素なモノの方が自分に合ってて使いやすい」ということもあるでしょう。
値札よりも、モノの本質を見極めよう。
適当なモノでごまかさず、手に入れる過程を楽しもう。
と、DaiGoさんは呼びかけているのだと思います。
整理とは、自分の暮らしに合うモノを取捨選択することです。つまりこの7つの質問自体も、全て無条件に取り入れるのではなく、自分の感覚に合うモノを選んで自問に使えば良いと思います。
整理収納アドバイザー はるまま
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