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分かりにくい用語まとめVer.2【初心者向け広告運用バイブル】

こんにちは!
千尋です。

分かりにくい用語まとめVer.2の今回は2つの用語についてお話します。
それぞれの用語の意味、違いについて分かりやすく説明できればと思います。

  • YDN

  • YDA


導入

運用を始めたばかりの私はYDNとYDAついてこんな感想を抱いていました。

「どちらもYahoo!のディスプレイ広告を指す用語のイメージだけど違いが分からない。なんとなく使っているけど具体的には何を指すんだろう..?」

両者の用語の意味とその違いをはっきりと説明できるか?と聞かれると少し不安な人も多いのではないでしょうか?
もう二度と悩まなくていいようにはっきりさせましょう笑


YDNについて

一言で表すとYDNは旧名称、YDAは新名称(現在)です。

まず、Yahoo!社がかつて提供していた広告サービスの全容を確認しておきましょう。

かつてのサービスは予約型広告であるYahoo! プレミアム広告、運用型広告であるYahoo! プロモーション広告に分かれていました。

また、Yahoo! プロモーション広告はディスプレイ広告のYahoo! ディスプレイアドネットワーク、リスティング広告のスポンサードサーチに分かれていました。
そして、Yahoo! ディスプレイアドネットワーク = YDNです。

つまり、YDNとはYahoo!社が提供する運用型のディスプレイ広告サービス(旧式)を指します。



YDAについて

2021年、Yahoo!広告サービスのリニューアルが行われました。
その概要が👇の図となります。(名称変更&機能変更)

管理画面の変更や機能の一部変更もあったものの基本的には以下の通り名称変更が行われました。

  • Yahoo! プレミアム広告→Yahoo! ディスプレイ広告 予約型

  • Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)→Yahoo! ディスプレイ広告 運用型(YDA

  • スポンサードサーチ→検索広告

  • Yahoo! プロモーション広告→Yahoo! 広告

つまり、YDAとはYahoo!社が提供する運用型のディスプレイ広告サービス(リニューアル版)を指します。


現在はYahoo!社が提供する広告サービスはYahoo!広告に統合され以下3つに分類されています。

  • ディスプレイ広告 予約型

  • ディスプレイ広告 運用型(YDA)

  • 検索広告



YDN→YDAでの変更点

前述の通りYahoo!社が提供するディスプレイ広告(運用型)がYDN→YDAにリニューアルされました。

ここでは、名称変更の以外の変更点についてまとめていきたいと思います。

①管理画面の変更
現状の管理画面がリニューアル後の内容です。

キャンペーン目的の設定必須化
キャンペーン目的の選択が必須となりました。(変更不可)
YDAでは予算内でキャンペーン目的が最大になるよう配信が行われます。

▼キャンペーン目的の種別
・サイト誘導
・動画再生
・アプリ訴求
・コンバージョン
・商品リスト訴求
・ブランド認知

キャンペーン目的選び方については下図を参考にできます。

媒体資料


また、各目的ごとに課金ポイント、最適化がかかるポイントが異なります👇


また、上記に伴い推奨キャンペーン構造についても変化が生まれました。
YDNでは広告掲載方式ごとにキャンペーンを分けることが推奨されていましたが、YDAではキャンペーン目的ごとにキャンペーンを分けることが推奨されています。

※補足※
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YDN 広告掲載方式種別
・ターゲティング
・インフィード広告
・動画広告
・動的ディスプレイ広告
・PCブランドパネルなど
----------------------------------

よって、YDAでは「1つのキャンペーンでインフィード広告枠にもブラパネ枠にも配信する」といったことが可能となっています。


③ターゲティングの変更
・YDNのインタレストカテゴリーが廃止
YDAではオーディエンスカテゴリが設定可能に
※上記2つのターゲティングは類似機能です。

オーディエンスカテゴリは特定のカテゴリに興味・関心を持ったユーザーへのターゲティングが可能です。
3つの項目に分かれています。

  • 興味関心

  • 購買意向

  • 属性・ライフイベント

④自動入札のリニューアル
・過去のCVが0件でも自動入札が設定可能に
 →新規キャンペーンでも自動入札が設定可能
・自動入札の学習状況がステータスで確認可能に

⑤フリークエンシーキャップの基準変更
以下の通り変更となりました。
YDN:インプレッション基準
 ↓
YDA:ビュアーブル基準

これにより、実際にはユーザーに見られていない広告の表示がカウントされフリークエンシーキャップに当たるといった事態を防ぐことが可能になりました。

※補足※
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インプレッション基準:
ユーザー画面に広告が表示された場合カウントされる。
→例えば、スクロールの途中で広告が画面に表示されたがユーザーは広告を全く見ていない場合でもカウントされる。
ビューアブル基準:
広告面積の50%以上が1秒以上連続して表示された場合にカウントされる。
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まとめ

今回は分かりにくい用語まとめVer.1ということで3つの用語についてお話してきました。

  • YDN

  • YDA

それぞれの用語の意味、違いについて皆さんの理解が少しでもスッキリできていれば嬉しいです。

YDAはYDNのリニューアル版
リニューアルや更新の頻度が多いYahoo!広告ですが情報収集を欠かさず上手く付き合っていきたいですね笑


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