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地産地消

新型コロナウイルスの蔓延が始まって早3ヶ月。
状況は悪化の一途を辿っているようにしか見えません。

元凶となる当の中国はまるで悪びれた様子もなく、
終息に向かっているフリをしたり
どさくさに紛れた香港への行動だったり。

まあ世界的な情勢は今は見ている場合じゃなくて、
自分の周りの人・物・事を判断していくだけで手一杯になりつつあります。

終息の時期は"夏には"だとか"年内には"だとか"2022年"だとか。

いずれにしても楽しいゴールデンウィークを迎えられる気はしません。

僕ら自営業者はいくつものケースを想定しながら
試算していかなくてはなりませんが、
その中には「ここまでしか耐えられない」というものも。

最悪の試算をすれば"売上ゼロ"でどこまでやれるのか。
大半の小規模事業は2ヶ月でギブアップじゃないでしょうか。

国からの支援借入金も所詮は借金。
終息時期が分からないものに借金してまで...という方もいると思います。

後手後手となっている支援策も近々ではあてにも出来ず、
その中で早期終息した場合の消費者へのお願い。

小規模事業は潰れたらおそらく戻ってはきません。

入り浸って大好きな洋服屋も
週3食べるラーメン屋も
帰りに一杯ひっかける焼き鳥屋も
今回のこれを乗り越えられなければ最終回です。

続編はありません。

大手チェーン店は違います。
不採算店舗を閉鎖して一旦体力を取り戻せばまたいつか帰ってきます。

何が言いたいかというと熊本地震の時と同じく、
行動自粛が緩和され給付金が手元に入ったら、
それぞれが懇意にしている小さな店を応援してほしいということ。

大きな企業の事は雇用の面もあるので国や銀行が率先して助けます。

大将一人で営んでいるようなお店は資金面ももちろんですが、
大将の心が折れたら終わり。

それを支えられるのは常連様を始めとする消費者の方々。

生活必需品一つをとっても、
地元のあの店が無くなったら寂しいなと少しでも思うような店で。

現在そんな「心が折れる」という話を聞く回数が増えています。
「折れた」という方もいます。

体感的には本格的に週末に誰も来なくなってまだ2週程度。
それですらこの状態です。

ゴールデンウィーク明けまでの自粛要請。
それでも3週間。

大将達の心を折るには十分すぎる時間だと思います。

どこもテイクアウトや通信販売など、
ありとあらゆる策を練って生き残ろうとしていますが、
その全てが上手くいくわけではありません。

店を営んでいるので店目線の話ばかりですが、
無論企業や個人の方々も大きなフラストレーションと
ダメージを負っていると思います。

そのフラストレーションを晴らしてくれる存在を
互いに応援支援していければ少なからず救われるところもあると思います。

居心地の良い場所を守るために。

頑張りましょう。
頑張ります。

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